異なる7個のケーキから2個を選ぶ方法の数を求め、さらに、異なる7個のケーキからAとBの2人が1個ずつ選ぶ方法の数を求め、それらの求め方の違いを説明する問題です。
2025/6/18
1. 問題の内容
異なる7個のケーキから2個を選ぶ方法の数を求め、さらに、異なる7個のケーキからAとBの2人が1個ずつ選ぶ方法の数を求め、それらの求め方の違いを説明する問題です。
2. 解き方の手順
(1) 7個のケーキから2個を選ぶ方法の数
これは組み合わせの問題です。7個の中から2個を選ぶので、を計算します。
組み合わせの公式は、です。
(2) AとBが1個ずつ選ぶ方法の数
まず、Aさんが7個のケーキの中から1個を選びます。これは7通りの選び方があります。
次に、Bさんは残りの6個のケーキの中から1個を選びます。これは6通りの選び方があります。
したがって、AさんとBさんが1個ずつ選ぶ方法は、通りです。
(3) 求め方の違いについて
7個のケーキから2個を選ぶ場合は、選ぶ順番は関係ありません。例えば、ケーキ①とケーキ②を選ぶのは、ケーキ②とケーキ①を選ぶのと同じです。これは組み合わせの問題です。
一方、AさんとBさんが1個ずつ選ぶ場合は、選ぶ順番が関係あります。例えば、Aさんがケーキ①を選び、Bさんがケーキ②を選ぶのと、Aさんがケーキ②を選び、Bさんがケーキ①を選ぶのは異なる選び方です。これは順列の問題に似ていますが、今回はAとBという区別があるので、Aが選ぶ場合とBが選ぶ場合を分けて考える必要があります。
3. 最終的な答え
7個のケーキから2個を選ぶ方法は21通り。
AとBが1個ずつ選ぶ方法は42通り。
求め方の違いは、2個を選ぶときは順番を考慮しない組み合わせであり、AとBが1個ずつ選ぶときは順番(AとBの区別)を考慮する点です。