1. 問題の内容
1つの試行において、以下の事象を全体集合の部分集合として表す問題です。
(1) 事象A:「裏が1枚も出ない」
(2) 事象B:「表が1枚だけ出る」
2. 解き方の手順
まず、全体集合がどのような集合であるかを明確にする必要があります。問題文に具体的な記述がないため、今回はコインを投げる試行を想定し、を可能なすべての結果の集合とします。
ここでは、コインを投げる回数が不明なので、仮に回コインを投げる試行とします。
それぞれのコインの結果は「表」または「裏」です。
(1) 事象A: 「裏が1枚も出ない」ということは、回とも「表」が出ることを意味します。
したがって、事象Aは「(表、表、...、表)」という一つの要素からなる集合となります。
(2) 事象B: 「表が1枚だけ出る」ということは、1回だけ「表」が出て、残りの回は「裏」が出ることを意味します。
「表」が出る位置は、通りの可能性があります。
したがって、事象Bは個の要素からなる集合となります。例えば、の場合、事象Bは{(表、裏、裏),(裏、表、裏),(裏、裏、表)}となります。
3. 最終的な答え
(1) 事象A:
(2) 事象B:
ここで、との要素は、それぞれ回コインを投げた結果を表しています。