与えられた問題は、次の3つの問いから構成されています。 * 問題2: "BANANA"の6文字から4文字を選んで文字列を作る場合の数を求める。 * 問題4-1: 図1の格子において、点Aから点Bへの最短経路のうち、点Cを通る経路の数を求める。 * 問題4-2: 図1の格子において、点Aから点Bへの最短経路のうち、点Dまたは点Eを通る経路の数を求める。 * 問題4-3: 図2の格子において、点Aから点Bへの最短経路の数を求める。
2025/6/19
1. 問題の内容
与えられた問題は、次の3つの問いから構成されています。
* 問題2: "BANANA"の6文字から4文字を選んで文字列を作る場合の数を求める。
* 問題4-1: 図1の格子において、点Aから点Bへの最短経路のうち、点Cを通る経路の数を求める。
* 問題4-2: 図1の格子において、点Aから点Bへの最短経路のうち、点Dまたは点Eを通る経路の数を求める。
* 問題4-3: 図2の格子において、点Aから点Bへの最短経路の数を求める。
2. 解き方の手順
問題2:
BANANAの文字の構成は、Bが1つ、Aが3つ、Nが2つです。4文字の選び方を場合分けして考えます。
* (i) Aを3つ含む場合: AAAA, AAAB, AAANの3種類。
* (ii) Aを2つ含む場合: AANN, AANBの1種類+1種類。
* (iii) Aを1つ含む場合: ABNNの1種類。
* (iv) Aを全く含まない場合: BNのどちらも2つ以上含まないので不可能。
それぞれの文字列の並べ方を計算します。
* AAAA: 1通り
* AAAB: 4!/3! = 4通り
* AAAN: 4!/3! = 4通り
* AANN: 4!/(2!2!) = 6通り
* AANB: 4!/2! = 12通り
* ABNN: 4!/2! = 12通り
したがって、文字列の総数は 通り。
問題4-1:
点Aから点Cへの最短経路は、右に1回、下に2回移動するので、通りです。点Cから点Bへの最短経路は、右に3回、上に1回移動するので、通りです。したがって、点Aから点Cを経由して点Bへ行く最短経路は 通りです。
問題4-2:
点Aから点Dへの最短経路は、右に1回、上に1回移動するので、通りです。点Dから点Bへの最短経路は、右に3回、下に3回移動するので、通りです。したがって、点Aから点Dを経由して点Bへ行く最短経路は 通りです。
点Aから点Eへの最短経路は、右に2回、下に2回移動するので、通りです。点Eから点Bへの最短経路は、右に2回、上に2回移動するので、通りです。したがって、点Aから点Eを経由して点Bへ行く最短経路は 通りです。
点Dと点Eの両方を通る経路を考えます。AからDへは2通り。DからEへは、右に1回、下に3回移動するので、通りです。EからBへは6通りなので、通りではありません。DからEを通る場合とEからDを通る場合で場合分けすると、経路が重複するため、包含排除の原理を使います。
点Dを通る経路と点Eを通る経路の和から、点DとEの両方を通る経路を引く必要があります。
AからDを通ってBへ行く経路が40通り。
AからEを通ってBへ行く経路が36通り。
AからDへ行く経路は2通り。DからEへ行く経路は、右に1回、下に1回で、2通り。EからBへ行く経路は6通り。よって、通り。
DまたはEを通る経路は、通り。
問題4-3:
図2において、AからBへの最短経路は、右に5回、下に4回移動するので、通りです。
3. 最終的な答え
* 問題2: 39通り
* 問題4-1: 12通り
* 問題4-2: 52通り
* 問題4-3: 126通り