白玉1個、赤玉2個、青玉4個がある。 (1) これらを机の上に円形に並べる方法は何通りあるか。 (2) これらで何通りの首飾りが作れるか。
2025/6/19
1. 問題の内容
白玉1個、赤玉2個、青玉4個がある。
(1) これらを机の上に円形に並べる方法は何通りあるか。
(2) これらで何通りの首飾りが作れるか。
2. 解き方の手順
(1) 円順列の問題
白玉を固定して考えると、残りの赤玉2個と青玉4個の並べ方を考えればよい。
残りの玉は合計6個なので、6個の玉を並べる順列を考える。ただし、赤玉2個と青玉4個は区別しないので、同じものを含む順列の公式を用いる。
並べ方は、
通り。
(2) じゅず順列(首飾り)の問題
円順列の場合の数を2で割ればよい。
ただし、左右対称な並び方の場合、2で割ると重複して数えることになるため、場合分けが必要になる。
円順列の15通りの中に、左右対称なものがいくつあるかを考える。
左右対称であるためには、白玉を基準として左右に並ぶ玉の構成が同じである必要がある。赤玉は2個なので左右に1個ずつ置く必要がある。すると青玉は4個なので左右に2個ずつ置くことになる。
よって左右対称な並べ方は、赤、青青の並びなので、1通りである。
対称でない並べ方は、15 - 1 = 14通り。
対称でない並べ方を裏返すと、同じものができるので、14 ÷ 2 = 7通り。
対称な並べ方は1通り。
したがって、全体の並べ方は、7 + 1 = 8通り。
3. 最終的な答え
(1) 15通り
(2) 8通り