甲商店と乙商店が商品を販売した。甲商店は600円の商品を50個仕入れ、原価の2割の利益を見込んで定価をつけた。乙商店は160円の商品を100個仕入れ、原価の4割の利益を見込んで定価をつけた。甲商店は全て売り切れたが、乙商店は10個売れ残った。乙商店が甲商店よりも多くの利益を上げるために、残りの10個を値下げするとして、売値をいくらまで下げられるか。

算数利益販売価格計算
2025/6/19

1. 問題の内容

甲商店と乙商店が商品を販売した。甲商店は600円の商品を50個仕入れ、原価の2割の利益を見込んで定価をつけた。乙商店は160円の商品を100個仕入れ、原価の4割の利益を見込んで定価をつけた。甲商店は全て売り切れたが、乙商店は10個売れ残った。乙商店が甲商店よりも多くの利益を上げるために、残りの10個を値下げするとして、売値をいくらまで下げられるか。

2. 解き方の手順

まず、甲商店の利益を計算する。
原価は600円で、2割の利益を見込んでいるので、定価は 600×1.2=720600 \times 1.2 = 720 円。
50個全て売れたので、利益は 50×(720600)=50×120=600050 \times (720 - 600) = 50 \times 120 = 6000 円。
次に、乙商店が甲商店よりも多くの利益を上げるための条件を考える。
乙商店の原価は160円で、4割の利益を見込んでいるので、定価は 160×1.4=224160 \times 1.4 = 224 円。
100個仕入れて10個残っているので、90個売れた。
90個売れた時の利益は 90×(224160)=90×64=576090 \times (224 - 160) = 90 \times 64 = 5760 円。
甲商店の利益は6000円なので、残り10個を売って 60005760=2406000 - 5760 = 240 円以上の利益を上げる必要がある。
つまり、残り10個の利益を合計で240円以上にする。
残り10個を1個あたり xx 円で売るとすると、
10×(x160)24010 \times (x - 160) \ge 240
10x160024010x - 1600 \ge 240
10x184010x \ge 1840
x184x \ge 184
したがって、残り10個を1個あたり184円以上で売れば良い。
最も値下げできる金額は184円である。

3. 最終的な答え

184円

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