2つの直線 $ax - 3y + 2 = 0$ と $(a-2)x + y - 3 = 0$ が平行となるような $a$ の値と、垂直となるような $a$ の値を求める。

代数学直線平行垂直傾き連立方程式
2025/6/20

1. 問題の内容

2つの直線 ax3y+2=0ax - 3y + 2 = 0(a2)x+y3=0(a-2)x + y - 3 = 0 が平行となるような aa の値と、垂直となるような aa の値を求める。

2. 解き方の手順

まず、2つの直線が平行となる条件を考える。2つの直線が平行であるためには、それぞれの直線の傾きが等しくなければならない。それぞれの直線の傾きを求める。
直線 ax3y+2=0ax - 3y + 2 = 0 は、3y=ax+23y = ax + 2 より、y=a3x+23y = \frac{a}{3}x + \frac{2}{3} となる。したがって、この直線の傾きは a3\frac{a}{3} である。
直線 (a2)x+y3=0(a-2)x + y - 3 = 0 は、y=(a2)x+3=(2a)x+3y = -(a-2)x + 3 = (2-a)x + 3 となる。したがって、この直線の傾きは 2a2-a である。
平行である条件より、
a3=2a\frac{a}{3} = 2 - a
a=63aa = 6 - 3a
4a=64a = 6
a=64=32a = \frac{6}{4} = \frac{3}{2}
次に、2つの直線が垂直となる条件を考える。2つの直線が垂直であるためには、それぞれの直線の傾きの積が 1-1 とならなければならない。
a3(2a)=1\frac{a}{3} \cdot (2-a) = -1
a(2a)=3a(2-a) = -3
2aa2=32a - a^2 = -3
a22a3=0a^2 - 2a - 3 = 0
(a3)(a+1)=0(a-3)(a+1) = 0
a=3,1a = 3, -1

3. 最終的な答え

平行となる aa の値は 32\frac{3}{2} である。
垂直となる aa の値は 3,13, -1 である。

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