$x > 0$ のとき、不等式 $x + \frac{9}{x} \geq 6$ が成り立つことを証明し、等号が成り立つ条件を求める問題です。

代数学不等式相加相乗平均証明条件
2025/6/20

1. 問題の内容

x>0x > 0 のとき、不等式 x+9x6x + \frac{9}{x} \geq 6 が成り立つことを証明し、等号が成り立つ条件を求める問題です。

2. 解き方の手順

相加平均・相乗平均の不等式を利用します。x>0x>0 なので、xx9x\frac{9}{x} はともに正の数です。したがって、相加平均・相乗平均の不等式が適用できます。
相加平均・相乗平均の不等式より、
x+9x2x9x \frac{x + \frac{9}{x}}{2} \geq \sqrt{x \cdot \frac{9}{x}}
x+9x29 \frac{x + \frac{9}{x}}{2} \geq \sqrt{9}
x+9x23 \frac{x + \frac{9}{x}}{2} \geq 3
両辺に2をかけて、
x+9x6 x + \frac{9}{x} \geq 6
したがって、不等式 x+9x6x + \frac{9}{x} \geq 6 が成り立つことが証明されました。
等号が成り立つのは、x=9xx = \frac{9}{x} のときです。
x2=9x^2 = 9
x=±3x = \pm 3
x>0x > 0 より、x=3x = 3

3. 最終的な答え

x+9x6x + \frac{9}{x} \geq 6 が成り立つ。等号が成り立つのは x=3x = 3 のとき。

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