12人を以下の2つの方法で分ける場合の数を求める問題です。 (1) 12人をA, B, Cの3つの部屋に、4人ずつ分ける方法の数を求めます。 (2) 12人を4人ずつの3つの組に分ける方法の数を求めます。

算数組み合わせ順列場合の数二項係数
2025/6/24

1. 問題の内容

12人を以下の2つの方法で分ける場合の数を求める問題です。
(1) 12人をA, B, Cの3つの部屋に、4人ずつ分ける方法の数を求めます。
(2) 12人を4人ずつの3つの組に分ける方法の数を求めます。

2. 解き方の手順

(1)
まず、12人の中からAの部屋に入れる4人を選ぶ組み合わせは、12C4_{12}C_4通りです。
次に、残りの8人の中からBの部屋に入れる4人を選ぶ組み合わせは、8C4_8C_4通りです。
最後に、残りの4人はCの部屋に入ることになるので、選び方は4C4=1_4C_4 = 1通りです。
したがって、A, B, Cの部屋に4人ずつ分ける方法は、
12C4×8C4×4C4_{12}C_4 \times {}_8C_4 \times {}_4C_4通りです。
これを計算すると、
12C4=12!4!8!=12×11×10×94×3×2×1=495_{12}C_4 = \frac{12!}{4!8!} = \frac{12 \times 11 \times 10 \times 9}{4 \times 3 \times 2 \times 1} = 495
8C4=8!4!4!=8×7×6×54×3×2×1=70_8C_4 = \frac{8!}{4!4!} = \frac{8 \times 7 \times 6 \times 5}{4 \times 3 \times 2 \times 1} = 70
4C4=1_4C_4 = 1
よって、 495×70×1=34650495 \times 70 \times 1 = 34650通りです。
(2)
12人を4人ずつの3つの組に分ける方法は、まず12人の中から4人を選び、次に残りの8人の中から4人を選び、最後に残りの4人を選ぶ組み合わせを考えます。
これは、12C4×8C4×4C4_{12}C_4 \times {}_8C_4 \times {}_4C_4通りですが、(1)と異なり、組には区別がないため、3つの組の並び順を考慮する必要がありません。つまり、3!で割る必要があります。
したがって、4人ずつの3つの組に分ける方法は、
12C4×8C4×4C43!=495×70×13×2×1=346506=5775\frac{{}_{12}C_4 \times {}_8C_4 \times {}_4C_4}{3!} = \frac{495 \times 70 \times 1}{3 \times 2 \times 1} = \frac{34650}{6} = 5775通りです。

3. 最終的な答え

(1) 34650通り
(2) 5775通り

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