四角形ABCDは円に内接するので、トレミーの定理を利用できる。AC=xとおくと、
AB⋅CD+BC⋅DA=AC⋅BD 5⋅3+7⋅3=x⋅BD 15+21=x⋅BD 36=x⋅BD よって、
BD=x36 また、四角形ABCDの面積は、三角形ABCと三角形ADCの面積の和である。
三角形ABCについて、余弦定理より
AC2=AB2+BC2−2⋅AB⋅BC⋅cosB x2=52+72−2⋅5⋅7⋅cosB x2=25+49−70cosB x2=74−70cosB 三角形ADCについて、余弦定理より
AC2=AD2+CD2−2⋅AD⋅CD⋅cosD x2=32+32−2⋅3⋅3⋅cosD x2=9+9−18cosD x2=18−18cosD 四角形ABCDは円に内接するので、B+D=180∘であり、D=180∘−B、cosD=cos(180∘−B)=−cosBとなる。 よって、x2=18+18cosB x2=74−70cosBとx2=18+18cosBより 74−70cosB=18+18cosB 56=88cosB cosB=8856=117 x2=18+18⋅117=18+11126=11198+126=11324 x=11324=1118 三角形ABCの面積は、
21⋅AB⋅BC⋅sinB=21⋅5⋅7⋅1−cos2B=2351−(117)2=2351−12149=23512172=235⋅1162=111052 三角形ADCの面積は、
21⋅AD⋅CD⋅sinD=21⋅3⋅3⋅sin(180∘−B)=29sinB=29⋅1162=11272 四角形ABCDの面積は、
111052+11272=111322=122