まず、x軸方向に-1だけ平行移動したグラフは、元の関数に x を x+1 で置き換えたものになります。つまり、 y=a(x+1)2+b(x+1)+c このグラフが(0, 10)を通るので、
10=a(0+1)2+b(0+1)+c 10=a+b+c (1) 次に、このグラフをさらにx軸方向に-1だけ平行移動したグラフは、
y=a(x+1+1)2+b(x+1+1)+c y=a(x+2)2+b(x+2)+c このグラフが原点(0, 0)を通るので、
0=a(0+2)2+b(0+2)+c 0=4a+2b+c (2) 最後に、原点を通るグラフをx軸方向に-5だけ平行移動したグラフは、
y=a(x+5+2)2+b(x+5+2)+c y=a(x+7)2+b(x+7)+c このグラフが再び(0, 10)を通るので、
10=a(0+7)2+b(0+7)+c 10=49a+7b+c (3) (1), (2), (3)の3つの式からa, b, cを求めます。
(1)より c=10−a−b。これを(2)と(3)に代入すると、 0=4a+2b+(10−a−b) 0=3a+b+10 (4) 10=49a+7b+(10−a−b) 0=48a+6b 0=8a+b (5) (5)より b=−8a。これを(4)に代入すると、 0=3a+(−8a)+10 0=−5a+10 b=−8(2)=−16 a=2とb=−16を(1)に代入すると、 10=2+(−16)+c 10=−14+c