$1 + \sqrt{3}$ と $1 - \sqrt{3}$ を解とする、$x^2$ の係数が1である2次方程式を求める。

代数学二次方程式解と係数の関係式の展開平方根
2025/6/25

1. 問題の内容

1+31 + \sqrt{3}131 - \sqrt{3} を解とする、x2x^2 の係数が1である2次方程式を求める。

2. 解き方の手順

2つの解を α\alphaβ\beta とする。このとき、α=1+3\alpha = 1 + \sqrt{3}β=13 \beta = 1 - \sqrt{3} である。
2次方程式は (xα)(xβ)=0(x - \alpha)(x - \beta) = 0 と表せる。
これを展開すると、 x2(α+β)x+αβ=0x^2 - (\alpha + \beta)x + \alpha\beta = 0 となる。
α+β=(1+3)+(13)=2\alpha + \beta = (1 + \sqrt{3}) + (1 - \sqrt{3}) = 2
αβ=(1+3)(13)=12(3)2=13=2\alpha\beta = (1 + \sqrt{3})(1 - \sqrt{3}) = 1^2 - (\sqrt{3})^2 = 1 - 3 = -2
したがって、2次方程式は x22x2=0x^2 - 2x - 2 = 0 となる。

3. 最終的な答え

x22x2=0x^2 - 2x - 2 = 0

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