問題16:正四角錐の5つの面を、赤青黄緑紫の5色すべてを使って塗り分ける方法は何通りあるか。ただし、回転して同じになる場合は同じ塗り方とみなす。 問題17:2種類の符号(〇、●)をいくつか1列に並べて記号を作る。 (1) 合計4個の符号を1列に並べるとき、何通りの記号ができるか。 (2) 並べる符号が1個以上4個以下のとき、何通りの記号ができるか。 (3) 100通りの記号を作るためには、〇、●を最小限何個まで並べる必要があるか。
2025/6/26
1. 問題の内容
問題16:正四角錐の5つの面を、赤青黄緑紫の5色すべてを使って塗り分ける方法は何通りあるか。ただし、回転して同じになる場合は同じ塗り方とみなす。
問題17:2種類の符号(〇、●)をいくつか1列に並べて記号を作る。
(1) 合計4個の符号を1列に並べるとき、何通りの記号ができるか。
(2) 並べる符号が1個以上4個以下のとき、何通りの記号ができるか。
(3) 100通りの記号を作るためには、〇、●を最小限何個まで並べる必要があるか。
2. 解き方の手順
問題16:
まず、底面の色を決めます。5色から1色を選ぶので、5通りの選び方があります。
次に、側面の4つの面を塗ることを考えます。側面の4つの面は円順列なので、(4-1)! = 3! = 6通りの塗り方があります。
したがって、塗り方の総数は 5 * 6 = 30 通りです。
問題17 (1):
4個の符号を並べる場合、それぞれの場所に〇か●の2通りの可能性があります。したがって、全部で 通りの記号ができます。
問題17 (2):
1個並べる場合:〇または●の2通り
2個並べる場合:通り
3個並べる場合:通り
4個並べる場合:通り
合計すると、2 + 4 + 8 + 16 = 30通り
問題17 (3):
n個並べたときの記号の総数は 通りです。
1個からn個並べたときの総数は、 通りとなります。
これは等比数列の和なので、 通りとなります。
100通りを超える最小のnを求めます。
したがって、n=6のとき 通りとなり、100通りを超えるので、最小限6個まで並べる必要があります。
n=5のとき 通り
3. 最終的な答え
問題16:30通り
問題17 (1):16通り
問題17 (2):30通り
問題17 (3):6個