直線 $x - y - 2 = 0$ に関して、点 $A(3, 7)$ と対称な点 $B$ の座標を求めます。

幾何学平面幾何点の対称移動直線の方程式円の方程式三角形の面積連立方程式
2025/6/27
はい、承知いたしました。画像にある問題のうち、16, 17, 18, 19について解答します。
**16 (1)**

1. 問題の内容

直線 xy2=0x - y - 2 = 0 に関して、点 A(3,7)A(3, 7) と対称な点 BB の座標を求めます。

2. 解き方の手順

BB の座標を (x,y)(x, y) とします。
まず、ABAB の中点 MM が直線 xy2=0x - y - 2 = 0 上にあることから、
MM の座標は (x+32,y+72)(\frac{x+3}{2}, \frac{y+7}{2}) なので、
x+32y+722=0\frac{x+3}{2} - \frac{y+7}{2} - 2 = 0
xy8=0(1)x - y - 8 = 0 \tag{1}
また、直線 ABAB と直線 xy2=0x - y - 2 = 0 が垂直に交わることから、
y7x31=1\frac{y-7}{x-3} \cdot 1 = -1
y7=x+3y - 7 = -x + 3
x+y10=0(2)x + y - 10 = 0 \tag{2}
(1)と(2)の連立方程式を解きます。
(1) + (2) より、
2x18=02x - 18 = 0, よって x=9x = 9
y=10x=109=1y = 10 - x = 10 - 9 = 1
よって、点 BB の座標は (9,1)(9, 1) となります。

3. 最終的な答え

B(9,1)B(9, 1)
**16 (2)**

1. 問題の内容

直線 4x+3y+1=04x + 3y + 1 = 0 に関して、点 A(5,2)A(-5, -2) と対称な点 BB の座標を求めます。

2. 解き方の手順

BB の座標を (x,y)(x, y) とします。
まず、ABAB の中点 MM が直線 4x+3y+1=04x + 3y + 1 = 0 上にあることから、MM の座標は (x52,y22)(\frac{x-5}{2}, \frac{y-2}{2}) なので、
4(x52)+3(y22)+1=04(\frac{x-5}{2}) + 3(\frac{y-2}{2}) + 1 = 0
4x20+3y6+2=04x - 20 + 3y - 6 + 2 = 0
4x+3y24=0(3)4x + 3y - 24 = 0 \tag{3}
また、直線 ABAB と直線 4x+3y+1=04x + 3y + 1 = 0 が垂直に交わることから、
y+2x+5(43)=1\frac{y+2}{x+5} \cdot (-\frac{4}{3}) = -1
4y+8=3x+154y + 8 = 3x + 15
3x4y+7=0(4)3x - 4y + 7 = 0 \tag{4}
(3)と(4)の連立方程式を解きます。
(3) * 4 + (4) * 3 より、
16x+12y96+9x12y+21=016x + 12y - 96 + 9x - 12y + 21 = 0
25x75=025x - 75 = 0
x=3x = 3
(4)に代入すると、
94y+7=09 - 4y + 7 = 0
4y=164y = 16
y=4y = 4
よって、点 BB の座標は (3,4)(3, 4) となります。

3. 最終的な答え

B(3,4)B(3, 4)
**17**

1. 問題の内容

3つの直線 3x2y+4=03x - 2y + 4 = 0, x+4y+6=0x + 4y + 6 = 0, 2x+y2=02x + y - 2 = 0 で囲まれた部分の面積を求めます。

2. 解き方の手順

3つの直線の交点を求めます。
* 直線1: 3x2y+4=03x - 2y + 4 = 0
* 直線2: x+4y+6=0x + 4y + 6 = 0
* 直線3: 2x+y2=02x + y - 2 = 0
直線1と直線2の交点:
直線2より x=4y6x = -4y - 6。これを直線1に代入すると、
3(4y6)2y+4=03(-4y - 6) - 2y + 4 = 0
12y182y+4=0-12y - 18 - 2y + 4 = 0
14y14=0-14y - 14 = 0
y=1y = -1
x=4(1)6=2x = -4(-1) - 6 = -2
交点: (2,1)(-2, -1)
直線2と直線3の交点:
直線3より y=2x+2y = -2x + 2。これを直線2に代入すると、
x+4(2x+2)+6=0x + 4(-2x + 2) + 6 = 0
x8x+8+6=0x - 8x + 8 + 6 = 0
7x+14=0-7x + 14 = 0
x=2x = 2
y=2(2)+2=2y = -2(2) + 2 = -2
交点: (2,2)(2, -2)
直線1と直線3の交点:
直線3より y=2x+2y = -2x + 2。これを直線1に代入すると、
3x2(2x+2)+4=03x - 2(-2x + 2) + 4 = 0
3x+4x4+4=03x + 4x - 4 + 4 = 0
7x=07x = 0
x=0x = 0
y=2(0)+2=2y = -2(0) + 2 = 2
交点: (0,2)(0, 2)
3つの交点は (2,1)(-2, -1), (2,2)(2, -2), (0,2)(0, 2) です。
三角形の面積は、これらの点からなる行列式を用いて計算できます。
S=12(2)(22)+2(2(1))+0((1)(2))S = \frac{1}{2} |(-2)(-2 - 2) + 2(2 - (-1)) + 0((-1) - (-2))|
S=12(2)(4)+2(3)+0(1)S = \frac{1}{2} |(-2)(-4) + 2(3) + 0(1)|
S=128+6S = \frac{1}{2} |8 + 6|
S=1214S = \frac{1}{2} |14|
S=7S = 7

3. 最終的な答え

面積: 7
**18 (2)**

1. 問題の内容

(x+3)2+(y+2)2=25(x+3)^2 + (y+2)^2 = 25 の中心の座標と半径を求めます。

2. 解き方の手順

円の方程式は一般に (xa)2+(yb)2=r2(x - a)^2 + (y - b)^2 = r^2 で表され、このとき中心の座標は (a,b)(a, b)、半径は rr です。
与えられた円の方程式 (x+3)2+(y+2)2=25(x+3)^2 + (y+2)^2 = 25 をこの形式に合わせると、 (x(3))2+(y(2))2=52(x - (-3))^2 + (y - (-2))^2 = 5^2 となります。
したがって、中心の座標は (3,2)(-3, -2)、半径は 55 です。

3. 最終的な答え

中心: (3,2)(-3, -2), 半径: 55
**19 (1)**

1. 問題の内容

2点 A(5,2)A(5, -2)B(1,4)B(-1, 4) を直径の両端とする円の方程式を求めます。

2. 解き方の手順

円の中心は、直径の両端の中点なので、
中心の座標は (5+(1)2,2+42)=(42,22)=(2,1)(\frac{5 + (-1)}{2}, \frac{-2 + 4}{2}) = (\frac{4}{2}, \frac{2}{2}) = (2, 1) です。
円の半径は、中心と点Aとの距離です。
r=(52)2+(21)2=32+(3)2=9+9=18=32r = \sqrt{(5 - 2)^2 + (-2 - 1)^2} = \sqrt{3^2 + (-3)^2} = \sqrt{9 + 9} = \sqrt{18} = 3\sqrt{2}
円の方程式は (x2)2+(y1)2=(32)2(x - 2)^2 + (y - 1)^2 = (3\sqrt{2})^2 となります。
(x2)2+(y1)2=18(x - 2)^2 + (y - 1)^2 = 18

3. 最終的な答え

(x2)2+(y1)2=18(x - 2)^2 + (y - 1)^2 = 18

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