各辺の長さが2である正四面体OABCにおいて、辺OA上に点P、辺BC上に点Qをとる。$\vec{OA} = \vec{a}$, $\vec{OB} = \vec{b}$, $\vec{OC} = \vec{c}$ とする。$0 \le s \le 1$, $0 \le t \le 1$ を満たす実数 $s, t$ を用いて $\vec{OP} = s\vec{a}$, $\vec{OQ} = (1-t)\vec{b} + t\vec{c}$ と表す。このとき、$\vec{a} \cdot \vec{b} = \vec{b} \cdot \vec{c} = \vec{c} \cdot \vec{a} = \text{ア}$ であることから、$\lvert \vec{PQ} \rvert^2$を$s, t$を用いて表し、$\lvert \vec{PQ} \rvert$が最小となるときの$s, t$の値と最小値を求めよ。また、そのときの$\vec{OA} \cdot \vec{PQ}$の値と$\angle APQ$, 三角形APQの面積を求めよ。
2025/6/27
1. 問題の内容
各辺の長さが2である正四面体OABCにおいて、辺OA上に点P、辺BC上に点Qをとる。, , とする。, を満たす実数 を用いて , と表す。このとき、 であることから、をを用いて表し、が最小となるときのの値と最小値を求めよ。また、そのときのの値と, 三角形APQの面積を求めよ。
2. 解き方の手順
まず、を求める。正四面体の各辺の長さは2なので、。また、のなす角はなので、
。
よって、。
より、
が最小となるのは、 のとき。
の最小値は2なので、の最小値は。
のとき、
より、。
三角形APQの面積 =
3. 最終的な答え
ア: 2
イ: 4
ウ: 1
エ: 4
オ: 1
カ: 2
キ: 1
ク: 2
ケ: 1
コ: 2
サ: 2
シ: 0
スセ: 90
ソ: 2
タ: 2