問3:次の円の方程式を求めよ。 (1) 2点 A(-1, 3) と B(5, -5) を直径の両端とする円 (2) 点 (3, 2) を中心として x 軸に接する円 問4:次の方程式が表す円の中心と半径を求めよ。 (1) $x^2 + y^2 - 2x - 6y - 6 = 0$ (2) $x^2 + y^2 - 6x + 10y - 2 = 0$

幾何学円の方程式座標平面半径中心
2025/6/27

1. 問題の内容

問3:次の円の方程式を求めよ。
(1) 2点 A(-1, 3) と B(5, -5) を直径の両端とする円
(2) 点 (3, 2) を中心として x 軸に接する円
問4:次の方程式が表す円の中心と半径を求めよ。
(1) x2+y22x6y6=0x^2 + y^2 - 2x - 6y - 6 = 0
(2) x2+y26x+10y2=0x^2 + y^2 - 6x + 10y - 2 = 0

2. 解き方の手順

問3 (1)
* 円の中心は、直径の両端の中点である。中点の公式を用いて中心の座標を求める。
中心の座標を (h, k) とすると、
h=1+52=2h = \frac{-1 + 5}{2} = 2
k=3+(5)2=1k = \frac{3 + (-5)}{2} = -1
よって、中心は (2, -1) である。
* 円の半径は、中心と直径の端点間の距離である。A と中心の距離を求める。
r=(12)2+(3(1))2=(3)2+(4)2=9+16=25=5r = \sqrt{(-1 - 2)^2 + (3 - (-1))^2} = \sqrt{(-3)^2 + (4)^2} = \sqrt{9 + 16} = \sqrt{25} = 5
* 円の方程式は、(xh)2+(yk)2=r2(x - h)^2 + (y - k)^2 = r^2 で与えられる。
よって、(x2)2+(y+1)2=52=25(x - 2)^2 + (y + 1)^2 = 5^2 = 25
問3 (2)
* 中心が (3, 2) で x 軸に接する円なので、半径は y 座標の絶対値、つまり 2 である。
* 円の方程式は、(xh)2+(yk)2=r2(x - h)^2 + (y - k)^2 = r^2 で与えられる。
よって、(x3)2+(y2)2=22=4(x - 3)^2 + (y - 2)^2 = 2^2 = 4
問4 (1)
* 与えられた方程式を平方完成する。
x22x+y26y6=0x^2 - 2x + y^2 - 6y - 6 = 0
(x22x+1)+(y26y+9)619=0(x^2 - 2x + 1) + (y^2 - 6y + 9) - 6 - 1 - 9 = 0
(x1)2+(y3)2=16=42(x - 1)^2 + (y - 3)^2 = 16 = 4^2
* したがって、中心は (1, 3) で、半径は 4 である。
問4 (2)
* 与えられた方程式を平方完成する。
x26x+y2+10y2=0x^2 - 6x + y^2 + 10y - 2 = 0
(x26x+9)+(y2+10y+25)2925=0(x^2 - 6x + 9) + (y^2 + 10y + 25) - 2 - 9 - 25 = 0
(x3)2+(y+5)2=36=62(x - 3)^2 + (y + 5)^2 = 36 = 6^2
* したがって、中心は (3, -5) で、半径は 6 である。

3. 最終的な答え

問3 (1): (x2)2+(y+1)2=25(x - 2)^2 + (y + 1)^2 = 25
問3 (2): (x3)2+(y2)2=4(x - 3)^2 + (y - 2)^2 = 4
問4 (1): 中心の座標 (1, 3), 半径 4
問4 (2): 中心の座標 (3, -5), 半径 6

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