問題13 (1):
直線 y=m(x−1)+2 を mx−y−m+2=0 と変形する。 円の中心 (0,0) と直線との距離が半径 1 に等しいことから、以下の式が成り立つ。 m2+(−1)2∣m(0)−(0)−m+2∣=1 ∣−m+2∣=m2+1 両辺を2乗して、(m−2)2=m2+1 m2−4m+4=m2+1 問題13 (2):
点 (1,2) は円 x2+y2=1 の外部にあるので、接線は2本存在する。接線を y−2=m(x−1) とおくと、y=mx−m+2. 円の中心 (0,0) と直線との距離が半径 1 に等しいことから、 m2+(−1)2∣m(0)−(0)−m+2∣=1 ∣−m+2∣=m2+1 (m−2)2=m2+1 m2−4m+4=m2+1 接線の方程式は y=43x−43+2=43x+45. 4y=3x+5 3x−4y+5=0 点 (1,2) を通る直線の中で、x2+y2=1に接するものはもう一本あり、それはx=1。 問題14:
直線 2x+y=10 に垂直な直線の傾きは 21 である。よって、求める直線の方程式を y=21x+k とおく。これを x−2y+2k=0 と変形する。円 x2+y2=20 の中心 (0,0) と直線との距離が半径 20=25 に等しいことから、 12+(−2)2∣(0)−2(0)+2k∣=25 5∣2k∣=25 したがって、直線の方程式は y=21x±5. 2y=x±10 x−2y±10=0 問題15:
円 x2+y2=5 の中心は (0,0), 半径は 5 である。求める円の中心は (4,2) である。 2つの円が接する場合、2つの円の中心間の距離は、2つの円の半径の和または差に等しい。
2つの円が外接する場合、2つの円の中心間の距離は半径の和に等しい。2つの円の中心間の距離は (4−0)2+(2−0)2=16+4=20=25 である。 求める円の半径を r とすると、r+5=25 r=5. 求める円の方程式は (x−4)2+(y−2)2=(5)2=5. (x−4)2+(y−2)2=5 x2−8x+16+y2−4y+4=5 x2+y2−8x−4y+15=0 2つの円が内接する場合、求める円の半径を r とすると、∣r−5∣=25. r−5=25 または r−5=−25. r=35 または r=−5. 半径は正なので、r=35 である。求める円の方程式は (x−4)2+(y−2)2=(35)2=45. (x−4)2+(y−2)2=45 x2−8x+16+y2−4y+4=45 x2+y2−8x−4y−25=0 2つの円が接するということなので、二つの円の式は、
(x−4)2+(y−2)2=5と (x−4)2+(y−2)2=45 問題16:
円の方程式 x2+y2−2kx−6y+k2+5=0 を変形すると、 (x−k)2+(y−3)2=k2+9−k2−5=4. これは中心 (k,3), 半径 2 の円である。 円 x2+y2=49 は中心 (0,0), 半径 7 の円である。 円 (x−k)2+(y−3)2=4 が円 x2+y2=49 の内部にあるためには、中心間の距離が半径の差より小さい必要がある。 (k−0)2+(3−0)2<7−2 k2+9<5 k2+9<25