0, 1, 2, 3, 4の5個の数字から異なる3個を選んで3桁の整数を作るとき、以下の問いに答える問題です。 (1) 3桁の整数は全部で何個できるか。 (2) 奇数は何個で、偶数は何個か。 (3) 9の倍数は何個で、4の倍数は何個か。 (4) この3桁の整数を小さい順に並べたとき、213は何番目か。
2025/6/29
1. 問題の内容
0, 1, 2, 3, 4の5個の数字から異なる3個を選んで3桁の整数を作るとき、以下の問いに答える問題です。
(1) 3桁の整数は全部で何個できるか。
(2) 奇数は何個で、偶数は何個か。
(3) 9の倍数は何個で、4の倍数は何個か。
(4) この3桁の整数を小さい順に並べたとき、213は何番目か。
2. 解き方の手順
(1) 3桁の整数の個数
百の位は0以外の4通り、十の位は百の位で使った数字以外の4通り、一の位は百の位と十の位で使った数字以外の3通り。
したがって、3桁の整数は 個。
(2) 奇数の個数と偶数の個数
奇数は一の位が1か3の場合。
一の位が1のとき、百の位は0以外の3通り、十の位は残りの3通りなので、 個。
一の位が3のときも同様に9個。
したがって、奇数は 個。
偶数は、全部の数から奇数を引けばよいので、 個。
(3) 9の倍数の個数
3桁の整数の各桁の数字の和が9の倍数になるものを探す。
(0, 1, 8), (0, 2, 7), (0, 3, 6), (0, 4, 5), (1, 2, 6), (1, 3, 5), (2, 3, 4)
という組み合わせが考えられるが、0から4の数字しかないので(1,2,6),(1,3,5)と(2,3,4)はありえない。
組み合わせは(0,1,8),(0,2,7),(0,3,6),(0,4,5)だけを考えればいいが、8、7,6、5は数字として使えないので(0,1,2,3,4から3個の数字を選ぶ)不適である。
各桁の数字の和が9になる組み合わせを考える:
1+3+5=9 (5は範囲外なので不可)
2+3+4=9 並び替えは3!=6個
各桁の数字の和が18になる組み合わせを考える:
3+4+(x)=18 (x)=11(範囲外なので不可)
したがって 9の倍数は(2,3,4)の組み合わせの並び替えで、234,243,324,342,423,432 の6個
4の倍数の個数
下2桁が4の倍数である必要がある。作れる3桁の整数のうち下二桁が4の倍数になるのは、04, 12, 20, 24, 32, 40, 44(同じ数字は不可なので除外) の7通り。
04: 百の位は1,2,3の3通り。
12: 百の位は0,3,4の3通り。
20: 百の位は1,3,4の3通り。
24: 百の位は0,1,3の3通り。
32: 百の位は0,1,4の3通り。
40: 百の位は1,2,3の3通り。
したがって、4の倍数は 個。
(4) 213は何番目か
小さい順に並べるので、まず100番台、200番台の数を小さい順に並べる。
102, 103, 104, 120, 123, 124, 130, 132, 134, 140, 142, 143
201, 203, 204, 210, 213, 214
100番台は 通り + 通り= 12個。
200番台は 201, 203, 204, 210, 213, 214
213は200番台の5番目。よって、12 + 5 = 17番目。
3. 最終的な答え
(1) 48
(2) 奇数:18、偶数:30
(3) 9の倍数:6、4の倍数:18
(4) 17