母音 a, i, u, e, o と子音 k, s, t の8個の文字を1列に並べる。 (1) 両端が母音であるような並べ方は何通りあるか。 (2) 母音5個が続いて並ぶような並べ方は何通りあるか。
2025/6/30
## 練習18
1. 問題の内容
母音 a, i, u, e, o と子音 k, s, t の8個の文字を1列に並べる。
(1) 両端が母音であるような並べ方は何通りあるか。
(2) 母音5個が続いて並ぶような並べ方は何通りあるか。
2. 解き方の手順
(1) 両端が母音である場合
* 両端に並べる母音の選び方は、5個から2個を選ぶ順列なので、 通り。
* 残りの6個の文字の並べ方は 通り。
* よって、両端が母音である並べ方の総数は、 通り。
(2) 母音5個が続いて並ぶ場合
* 母音5個をひとまとめにして、それを1つのものとして考える。
* すると、並べるものは「母音の塊」と子音3個の計4個になる。
* これら4個の並べ方は 通り。
* 母音の塊の中での母音5個の並べ方は 通り。
* よって、母音5個が続いて並ぶ並べ方の総数は、 通り。
3. 最終的な答え
(1) 14400通り
(2) 2880通り
## 練習19
1. 問題の内容
5個の数字 1, 2, 3, 4, 5 のうち異なる3個を並べて3桁の整数を作る。
(1) 5の倍数は何個作れるか。
(2) 偶数は何個作れるか。
(3) 奇数は何個作れるか。
2. 解き方の手順
(1) 5の倍数
* 5の倍数になるためには、一の位が5である必要がある。
* 一の位が5で固定されているので、残りの百の位と十の位には1, 2, 3, 4のいずれかを入れる。
* 百の位の選び方は4通り。十の位の選び方は残りの3通り。
* よって、5の倍数は 個作れる。
(2) 偶数
* 偶数になるためには、一の位が2または4である必要がある。
* 一の位が2の場合、百の位の選び方は4通り(1, 3, 4, 5)。十の位の選び方は残りの3通り。したがって、 個。
* 一の位が4の場合も同様に、 個。
* よって、偶数は 個作れる。
(3) 奇数
* 奇数になるためには、一の位が1, 3, 5のいずれかである必要がある。
* 一の位が1の場合、百の位の選び方は4通り(2, 3, 4, 5)。十の位の選び方は残りの3通り。したがって、 個。
* 一の位が3の場合も同様に、 個。
* 一の位が5の場合も同様に、 個。
* よって、奇数は 個作れる。
* または、全ての3桁の整数は 個なので、奇数は 個。
3. 最終的な答え
(1) 12個
(2) 24個
(3) 36個