与えられた図形において、$x$の値を求める問題です。各図形によって条件が異なり、接線と円周角の関係や二等辺三角形の性質などを使って解く必要があります。

幾何学円周角接線二等辺三角形角度
2025/7/1
はい、承知いたしました。

1. 問題の内容

与えられた図形において、xxの値を求める問題です。各図形によって条件が異なり、接線と円周角の関係や二等辺三角形の性質などを使って解く必要があります。

2. 解き方の手順

(1)
円周角の定理より、BAC\angle BACBOC\angle BOC の半分なので、BOC=2×74=148\angle BOC = 2 \times 74^{\circ} = 148^{\circ}
接線と弦のなす角の定理より、BAT=BCA\angle BAT = \angle BCA。ここで、x=BCAx = \angle BCA なので、BAT=x\angle BAT = x
BOC\angle BOC の中心角に対する円周角はBAC\angle BAC。したがって、円周角の定理よりBOC=2BAC\angle BOC=2\angle BAC
四角形ABOCABOCにおいてBOC+BAC+ABC+OCA=360\angle BOC + \angle BAC + \angle ABC + \angle OCA = 360^\circであり、OCA=ABC=x\angle OCA = \angle ABC = xBAC=74\angle BAC=74^\circ
したがって、148+74+x+x=360148^\circ + 74^\circ + x+x =360^\circ
2x=36014874=1382x = 360^\circ - 148^\circ - 74^\circ = 138^\circ
x=69x = 69^\circ.
(2)
AB=ACAB=ACより、ABC\triangle ABCは二等辺三角形。
したがって、ABC=ACB\angle ABC = \angle ACB
ATC=70\angle ATC = 70^\circ
接線と弦のなす角の定理より、ACB=ATC=70\angle ACB = \angle ATC = 70^\circ
したがって、ABC=ACB=70\angle ABC = \angle ACB = 70^\circ
x=18070×2=180140=40x = 180^\circ - 70^\circ \times 2 = 180^\circ - 140^\circ = 40^\circ
(3)
ABC=60\angle ABC = 60^\circ なので、円周角の定理より、AOC=2×60=120\angle AOC = 2 \times 60^\circ = 120^\circ
x=360AOC=360120=240x = 360^\circ - \angle AOC = 360^\circ - 120^\circ = 240^\circ
(4)
接線と弦のなす角の定理より、BAT=ACB=35\angle BAT = \angle ACB = 35^\circ
三角形の外角の性質より、x=BTA+BAT=40+35=75x = \angle BTA + \angle BAT = 40^\circ + 35^\circ = 75^\circ

3. 最終的な答え

(1) x=69x = 69^\circ
(2) x=40x = 40^\circ
(3) AOC=120\angle AOC = 120^\circx=240x = 240^\circ
(4) BAT=ACB=35\angle BAT = \angle ACB = 35^\circx=40+35=75x = 40^\circ + 35^\circ = 75^\circ

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