10本のくじの中に当たりくじが3本ある。A,Bの2人が順に1本ずつ引くとき、2人とも当たる確率を求める。 Aが引いて、引いたくじを元に戻してからBが引くときと、Aが引いて引いたくじを元に戻さずにBが引くときの考え方として、最も適切な組み合わせを選ぶ。

確率論・統計学確率くじ引き独立試行乗法定理
2025/7/1

1. 問題の内容

10本のくじの中に当たりくじが3本ある。A,Bの2人が順に1本ずつ引くとき、2人とも当たる確率を求める。
Aが引いて、引いたくじを元に戻してからBが引くときと、Aが引いて引いたくじを元に戻さずにBが引くときの考え方として、最も適切な組み合わせを選ぶ。

2. 解き方の手順

まず、Aが引いて、引いたくじを元に戻してからBが引く場合を考える。この場合、Aが当たりを引く確率とBが当たりを引く確率は互いに独立である。なぜなら、Aが引いたくじを元に戻すので、Bが引く時の状況はAが引く前と変わらないからである。したがって、この場合は独立な試行の確率を用いる。
次に、Aが引いて引いたくじを元に戻さずにBが引く場合を考える。この場合、Bが当たりを引く確率は、Aが当たりを引いたかどうかに依存する。つまり、Aの結果がBの結果に影響を与える。したがって、この場合は確率の乗法定理を用いる。確率の乗法定理は、事象Aが起こり、その上で事象Bが起こる確率を求める際に使用する。

3. 最終的な答え

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