1本のロープに黒、赤、青、緑の印が順番不明で付けられている。赤と緑の間が一番長く、黒と赤の間は25cm、赤と青の間は40cm、青と緑の間は20cmである。黒と緑の間の長さを求める。

算数距離順序論理
2025/7/2

1. 問題の内容

1本のロープに黒、赤、青、緑の印が順番不明で付けられている。赤と緑の間が一番長く、黒と赤の間は25cm、赤と青の間は40cm、青と緑の間は20cmである。黒と緑の間の長さを求める。

2. 解き方の手順

まず、与えられた情報を整理する。
* 黒と赤の間: 25cm
* 赤と青の間: 40cm
* 青と緑の間: 20cm
* 赤と緑の間が最長
印の配置パターンを考える。
(1) 黒 - 赤 - 青 - 緑 の順の場合
黒と緑の間は 25+40+20=8525 + 40 + 20 = 85 cm。赤と緑の間は 40+20=6040 + 20 = 60 cm。
(2) 黒 - 赤 - 緑 - 青 の順の場合
赤と緑の間が最長という条件に合わないので、この配置はありえない。
(3) 緑 - 青 - 赤 - 黒 の順の場合
黒と緑の間は 20+40+25=8520 + 40 + 25 = 85 cm。赤と緑の間は 20+40=6020 + 40 = 60 cm。
(4) 緑 - 赤 - 青 - 黒 の順の場合
与えられた条件から、この順番ではあり得ない。
(5) 黒 - 青 - 赤 - 緑の順の場合
赤と緑の間が最長という条件に合わないので、この配置はありえない。
(6) 黒 - 青 - 緑 - 赤 の順の場合
赤と緑の間が最長という条件に合わないので、この配置はありえない。
(7) 緑 - 赤 - 青 - 黒の順の場合
赤と緑の間が最長という条件に合わないので、この配置はありえない。
したがって、配置は 黒 - 赤 - 青 - 緑 または 緑 - 青 - 赤 - 黒 のいずれかになる。どちらの場合でも、黒と緑の間は 25+40+20=8525+40+20 = 85 cm となる。
しかし、赤と緑の間が最も長いという条件を満たす必要がある。
もし、配置が黒 - 赤 - 青 - 緑 ならば、赤と緑の間の距離は 40+20=6040 + 20 = 60 cm である。黒と赤の間の距離は 25cm, 赤と青の間の距離は 40cm, 青と緑の間の距離は 20cm なので、配置が 黒 - 青 - 赤 - 緑, 黒 - 赤 - 青 - 緑, 黒 - 青 - 緑 - 赤, 黒 - 緑 - 青 - 赤, 黒 - 赤 - 緑 - 青 のいずれの場合も、赤と緑の間の距離が最長にはならない。
配置を青 - 緑 - 黒 - 赤とする。このとき、黒 - 赤 = xx, 赤 - 青 = yy, 青 - 緑 = zz. また、緑 - 黒 = aa とする。すると、x=25,y=40,z=20x = 25, y=40, z=20となる。
問題文より、赤と緑の間は最長なので、25+a+20>a+25,25+a+20>40+20,25+a+20>2525 + a + 20 > a+25, 25+a+20 > 40+20, 25+a+20 > 25 が成り立つ。
赤と緑の距離が最長になるのは、緑 - 青 - 赤の順の場合である。
このとき、赤と緑の距離は 40+20=6040+20 = 60 cm。この距離が黒と赤、赤と青、青と緑の距離より長いため、赤と緑が最長であるという条件を満たす。
赤と緑の距離は 40+20=6040 + 20 = 60 cm である。
黒 - 赤 - 緑 となる場合、黒と緑の距離は 60cm を超える。
緑 - 青 - 赤 の場合、赤と緑の間が最長になるには 40+2040+20 である。
緑 - 黒 の距離は不明であるが、いずれの場合も赤 - 緑 の距離より短いはずである。
ここで、黒 - 青 - 緑 - 赤 の場合、赤と緑の間の距離は、25 + 20 = 45 となるため最長にはならない。

3. 最終的な答え

65

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