(1) つばささんのクラスは男女合わせて31人。傘を持ってきたのは男子の20%と女子の25%で、合計7人。男子と女子の人数をそれぞれ求める。 (2) 兄と弟は合わせて7000円持っている。兄が所持金の4割、弟が所持金の3割を出し合ったところ、2500円のサッカーボールが買えた。兄と弟の最初の所持金をそれぞれ求める。

代数学連立方程式文章問題
2025/4/1

1. 問題の内容

(1) つばささんのクラスは男女合わせて31人。傘を持ってきたのは男子の20%と女子の25%で、合計7人。男子と女子の人数をそれぞれ求める。
(2) 兄と弟は合わせて7000円持っている。兄が所持金の4割、弟が所持金の3割を出し合ったところ、2500円のサッカーボールが買えた。兄と弟の最初の所持金をそれぞれ求める。

2. 解き方の手順

(1)
男子の人数を xx 、女子の人数を yy とする。
合計人数は31人なので、
x+y=31x + y = 31
傘を持ってきた人数は7人なので、
0.2x+0.25y=70.2x + 0.25y = 7
上記の2つの式を連立方程式として解く。
まず、一つ目の式から yyxx で表す:
y=31xy = 31 - x
これを二つ目の式に代入する:
0.2x+0.25(31x)=70.2x + 0.25(31 - x) = 7
0.2x+7.750.25x=70.2x + 7.75 - 0.25x = 7
0.05x=0.75-0.05x = -0.75
x=0.750.05=15x = \frac{-0.75}{-0.05} = 15
x=15x = 15y=31xy = 31 - x に代入する:
y=3115=16y = 31 - 15 = 16
(2)
兄の所持金を aa 、弟の所持金を bb とする。
合計金額は7000円なので、
a+b=7000a + b = 7000
2人で2500円を出したので、
0.4a+0.3b=25000.4a + 0.3b = 2500
上記の2つの式を連立方程式として解く。
一つ目の式から bbaa で表す:
b=7000ab = 7000 - a
これを二つ目の式に代入する:
0.4a+0.3(7000a)=25000.4a + 0.3(7000 - a) = 2500
0.4a+21000.3a=25000.4a + 2100 - 0.3a = 2500
0.1a=4000.1a = 400
a=4000a = 4000
a=4000a = 4000b=7000ab = 7000 - a に代入する:
b=70004000=3000b = 7000 - 4000 = 3000

3. 最終的な答え

(1) 男子:15人、女子:16人
(2) 兄:4000円、弟:3000円

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