$x + y + z = 10$ を満たす負でない整数 $x$, $y$, $z$ の組が全部で何個あるか求める問題です。

離散数学組み合わせ重複組み合わせ数え上げ
2025/7/6

1. 問題の内容

x+y+z=10x + y + z = 10 を満たす負でない整数 xx, yy, zz の組が全部で何個あるか求める問題です。

2. 解き方の手順

この問題は、重複組み合わせの問題として考えることができます。
10個の同じもの(例えば、玉)を、3つの異なる箱(xx, yy, zz に対応)に入れる場合の数を求める問題と解釈できます。
この場合の数は、仕切りの数を考えることで求めることができます。
10個の玉を一列に並べ、その間に2つの仕切りを入れることを考えます。
例えば、玉を〇、仕切りを|とすると、以下のような並び方が考えられます。
〇〇|〇〇〇|〇〇〇〇
これは x=2x=2, y=3y=3, z=5z=5 に対応します。
10個の玉と2つの仕切りを並べる方法は、全部で12個の場所から2つの仕切りを選ぶ方法の数に等しいです。
したがって、組み合わせの数 12C2{}_{12}C_2 を計算します。
12C2=12!2!(122)!=12!2!10!=12×112×1=6×11=66{}_{12}C_2 = \frac{12!}{2!(12-2)!} = \frac{12!}{2!10!} = \frac{12 \times 11}{2 \times 1} = 6 \times 11 = 66

3. 最終的な答え

66個

「離散数学」の関連問題

集合 $S = \{a, b, c, d, e\}$ の部分集合の個数を求める問題です。

集合部分集合組み合わせ
2025/7/13

6つのバスケットボールチームがあり、どのチームも他のすべてのチームと1回ずつ対戦する(リーグ戦)。全部で何試合になるかを求める問題です。

組み合わせグラフ理論リーグ戦
2025/7/13

生徒3人と先生3人を1列に並べる。このとき、生徒同士、先生同士がそれぞれまとまって並ぶ並び方は何通りあるか。

順列組み合わせ場合の数並び方
2025/7/13

6人が円卓を囲んで座る時の座り方の総数を求める問題です。

順列円順列組み合わせ
2025/7/13

「monotone」という単語の8個の文字すべてを使ってできる文字列は何通りあるか。

順列組み合わせ文字列重複順列
2025/7/13

地図上で点Aから点Bまで、右または上にのみ移動して到達する方法が何通りあるか求める問題です。ただし、地図には池があり、池を通ることはできません。

組み合わせ経路数格子場合の数
2025/7/13

問題は、右の図のような道があるとき、以下の最短の道順が何通りあるかを求めるものです。 (1) PからQまで行く。 (2) Rを通ってPからQまで行く。 (3) Xを通らずにPからQまで行く。

組み合わせ最短経路場合の数
2025/7/13

画像の問題は、格子状の道順に関する問題です。 (1) PからQまでの最短経路の数を求めます。 (2) Rを通ってPからQまでの最短経路の数を求めます。 (3) Xを通らずにPからQまでの最短経路の数を...

組み合わせ最短経路格子状の道順場合の数
2025/7/13

右の図のような道がある。 (1) PからQまで行く最短の道順は何通りあるか。 (2) Rを通ってPからQまで行く最短の道順は何通りあるか。 (3) Xを通らずにPからQまで行く最短の道順は何通りあるか...

組み合わせ場合の数最短経路数え上げ
2025/7/13

図のような道があるとき、以下の問いに答える問題です。 (1) PからQまで行く最短の道順は何通りあるか。 (2) Xを通らずにPからQまで行く最短の道順は何通りあるか。

組み合わせ最短経路場合の数
2025/7/13