ある人が英語、数学、国語のテストを受け、3科目の平均点が70点でした。英語の得点は何点だったかを求める問題です。 ア:英語と数学の平均点は70点だった イ:数学と国語の平均点は60点だった このア、イの情報のうち、どれがあれば英語の得点がわかるかを選択肢A〜Eから選びます。

算数平均方程式文章問題
2025/7/7

1. 問題の内容

ある人が英語、数学、国語のテストを受け、3科目の平均点が70点でした。英語の得点は何点だったかを求める問題です。
ア:英語と数学の平均点は70点だった
イ:数学と国語の平均点は60点だった
このア、イの情報のうち、どれがあれば英語の得点がわかるかを選択肢A〜Eから選びます。

2. 解き方の手順

まず、3科目の合計点を計算します。平均点が70点なので、合計点は 70×3=21070 \times 3 = 210 点です。
次に、アの情報から英語と数学の合計点を計算します。平均点が70点なので、合計点は 70×2=14070 \times 2 = 140 点です。
英語の点数をE、数学の点数をM、国語の点数をJとすると、
E+M+J=210E + M + J = 210
E+M=140E + M = 140
アの情報だけでは、EE は一意に定まりません。JJの値が不明だからです。
次に、イの情報から数学と国語の合計点を計算します。平均点が60点なので、合計点は 60×2=12060 \times 2 = 120 点です。
M+J=120M + J = 120
アとイの情報を使うと、
E+M+J=210E + M + J = 210
E+M=140E + M = 140
M+J=120M + J = 120
これら3つの式から EE を求めます。
1つ目の式から2つ目の式を引くと、
(E+M+J)(E+M)=210140(E + M + J) - (E + M) = 210 - 140
J=70J = 70
J=70J = 70を3つ目の式に代入すると、
M+70=120M + 70 = 120
M=50M = 50
M=50M = 50を2つ目の式に代入すると、
E+50=140E + 50 = 140
E=90E = 90
アとイの両方の情報があれば、英語の得点が90点と計算できます。アの情報だけでは、E=140ME = 140-Mとしかわからず、MMが定まらないためEEも定まりません。イの情報だけでは、M+J=120M+J = 120としかわからず、M,JM, Jが定まらないためEEも定まりません。

3. 最終的な答え

C アとイの両方で分かるが、片方だけでは分からない

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