(1)
まず、左辺の分母を因数分解します。
x2+4x+3=(x+1)(x+3) したがって、
(x+1)(x+3)x+9=x+1a+x+3b 両辺に (x+1)(x+3) を掛けます。 x+9=a(x+3)+b(x+1) x+9=(a+b)x+(3a+b) この等式が恒等式となるためには、各項の係数が等しくなければなりません。
この連立方程式を解きます。下の式から上の式を引くと、
2a=8 より a=4 a+b=1 に a=4 を代入すると 4+b=1 より b=−3 よって、a=4,b=−3 (2)
両辺に x(x−1)2 を掛けます。 3x2−4x+2=a(x−1)2+b(x)(x−1)+c(x) 3x2−4x+2=a(x2−2x+1)+b(x2−x)+cx 3x2−4x+2=(a+b)x2+(−2a−b+c)x+a この等式が恒等式となるためには、各項の係数が等しくなければなりません。
−2a−b+c=−4 a=2 を a+b=3 に代入すると 2+b=3 より b=1 a=2 と b=1 を −2a−b+c=−4 に代入すると −2(2)−1+c=−4 より −4−1+c=−4 より c=1 よって、a=2,b=1,c=1