CさんとD君が売れ残りのチケットを1:4の割合で持っていました。D君がC君に54枚のチケットを渡したところ、チケットの枚数の割合は5:2になりました。最初にCさんとD君はそれぞれ何枚のチケットを持っていたかを求める問題です。

代数学連立方程式一次方程式文章問題
2025/7/7

1. 問題の内容

CさんとD君が売れ残りのチケットを1:4の割合で持っていました。D君がC君に54枚のチケットを渡したところ、チケットの枚数の割合は5:2になりました。最初にCさんとD君はそれぞれ何枚のチケットを持っていたかを求める問題です。

2. 解き方の手順

まず、CさんとD君が最初に持っていたチケットの枚数をそれぞれ kk枚、4k4k枚とします。D君がC君に54枚のチケットを渡した後、C君はk+54k + 54枚、D君は4k544k - 54枚のチケットを持つことになります。このときの割合が5:2なので、
k+544k54=52 \frac{k + 54}{4k - 54} = \frac{5}{2}
という式が成り立ちます。この式を解いてkkの値を求めます。
式を整理すると、
2(k+54)=5(4k54) 2(k + 54) = 5(4k - 54)
2k+108=20k270 2k + 108 = 20k - 270
18k=378 18k = 378
k=21 k = 21
したがって、C君は最初に21枚、D君は4×21=844 \times 21 = 84枚のチケットを持っていました。
C君が5l枚、D君が2l枚持っているという関係から、以下の連立方程式を解くという考え方もできます。
k+54=5l4k54=2l k+54=5l \\ 4k-54=2l
k=21k=21を代入すると、
21+54=5l4(21)54=2l 21+54 = 5l \\ 4(21)-54 = 2l
75=5l30=2l 75=5l \\ 30=2l
それぞれ、l=15l=15であることが分かります。

3. 最終的な答え

Cさんは21枚、D君は84枚。

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