(1) 対角線BDの長さを求める。三角形ABDにおいて余弦定理を用いる。
BD2=AB2+AD2−2⋅AB⋅AD⋅cos(120∘) BD2=52+32−2⋅5⋅3⋅(−21) BD2=25+9+15=49 (2) 円の中心を通るACは直径なので、角ADCは90度。
四角形ABCDは円に内接するので、角BCD = 180° - 角BAD = 180° - 120° = 60°。
三角形ACDは直角三角形なので、AC2=AD2+CD2。 また、三角形BCDにおいて余弦定理を用いる。
BD2=BC2+CD2−2⋅BC⋅CD⋅cos(60∘) 49=BC2+CD2−BC⋅CD (3) 三角形ACDにおいて、sinの定理より、sin∠ACDAD=2R。 ∠ACD = ∠ABD
三角形ABDにおいて、sinの定理より、sin∠BADBD=sin120∘7=3/27=314=2R′ R'は三角形ABDの外接円の半径。
円Oの半径はAC/2
三角形ACDは直角三角形なので、ACは直径となる。
AC=AD2+CD2 円の半径をRとすると、∠ADC=90∘なので、ACは直径となる。 ∠ABC=180∘−120∘=60∘。 ∠ACB=90∘なので、∠BAC=30∘。 三角形ABCに正弦定理を適用すると、
sin120∘BC=sin90∘AB=sin60∘AC AC=sin90∘AB⋅sin60∘=5⋅23=253 したがって、半径RはAC/2=453 R=453 (4) 三角形BODの面積を求める。
∠BOD = 2∠BAD = 2*60° = 120°
OB = OD = 453 三角形BODの面積は 21⋅(453)2⋅sin120∘=21⋅1625⋅3⋅23=64753 (5) 四角形ABCDの面積を求める。
四角形ABCDの面積 = 三角形ABD + 三角形BCD
三角形ABDの面積 = 21⋅AB⋅AD⋅sin120∘=21⋅5⋅3⋅23=4153 三角形BCDの面積 = 21⋅BC⋅CD⋅sin60∘ BC=AB⋅sin(ADC)/sin(BDC)=AB⋅sin(90)/sin(ADB)=sin(ADB)5 ∠ADB=∠ACB 2R=AC=253。CD=ACsin30∘=53/2∗1/2=453 AD=3であるから、BC=ACsin60=523⋅23=415 三角形BCDの面積=21BCCDsin60=21⋅415⋅453⋅23=64225 四角形ABCDの面積 = 4153+64225