図に示されたベクトルについて、以下の条件を満たすベクトルの組を全て答える。 (1) 大きさが等しいベクトル (2) 向きが同じベクトル (3) 等しいベクトル (4) 互いに逆ベクトル

幾何学ベクトルベクトルの演算ベクトルの加法ベクトルの減法ベクトルの図示
2025/7/15
## 問題1

1. **問題の内容**

図に示されたベクトルについて、以下の条件を満たすベクトルの組を全て答える。
(1) 大きさが等しいベクトル
(2) 向きが同じベクトル
(3) 等しいベクトル
(4) 互いに逆ベクトル

2. **解き方の手順**

図を見て、各ベクトルの大きさ、向き、始点と終点の位置関係を比較し、条件に合うものを探す。
(1) 大きさが等しいベクトル:ベクトルの長さを比較する。図のグリッドから判断する。
(2) 向きが同じベクトル:ベクトルの向きが平行で、向きが同じであるものを探す。
(3) 等しいベクトル:大きさと向きが同じベクトルを探す。始点が異なっても構わない。
(4) 互いに逆ベクトル:大きさが等しく、向きが反対のベクトルを探す。

3. **最終的な答え**

(1) 大きさが等しいベクトル:2と3, 6, 1と5と8, 4と7と9
(2) 向きが同じベクトル:7と8と9、1と4
(3) 等しいベクトル:5と8
(4) 互いに逆ベクトル:4と9
## 問題2

1. **問題の内容**

与えられたベクトル a,b,c,d\vec{a}, \vec{b}, \vec{c}, \vec{d} について、以下のベクトルを図示する。
(1) a+b\vec{a} + \vec{b}
(2) a+b+c\vec{a} + \vec{b} + \vec{c}
(3) a+d\vec{a} + \vec{d}

2. **解き方の手順**

ベクトルの足し算は、一方のベクトルの終点に、もう一方のベクトルの始点を重ねることで図示できる。複数のベクトルの足し算も同様に繰り返す。
(1) a+b\vec{a} + \vec{b}: a\vec{a} の終点に b\vec{b} の始点を重ねて、a\vec{a} の始点から b\vec{b} の終点までのベクトルを描く。
(2) a+b+c\vec{a} + \vec{b} + \vec{c}: まず a+b\vec{a} + \vec{b} を求め、その終点に c\vec{c} の始点を重ねて、a\vec{a} の始点から c\vec{c} の終点までのベクトルを描く。
(3) a+d\vec{a} + \vec{d}: a\vec{a} の終点に d\vec{d} の始点を重ねて、a\vec{a} の始点から d\vec{d} の終点までのベクトルを描く。

3. **最終的な答え**

(図示は省略。問題文に図があるので、それに基づいてベクトルを合成する。)
## 問題3

1. **問題の内容**

与えられたベクトル a,b\vec{a}, \vec{b} について、ab\vec{a} - \vec{b} を図示する。

2. **解き方の手順**

ベクトルの引き算は、ab=a+(b)\vec{a} - \vec{b} = \vec{a} + (-\vec{b}) と考える。つまり、b\vec{b} の向きを逆にしたベクトル b-\vec{b}a\vec{a} に足す。
(1) ab\vec{a} - \vec{b}: b\vec{b} の向きを逆にしたベクトル b-\vec{b} を描き、a\vec{a} の終点に b-\vec{b} の始点を重ねて、a\vec{a} の始点から b-\vec{b} の終点までのベクトルを描く。
(2) 同様に、b\vec{b} の向きを逆にしたベクトル b-\vec{b} を描き、a\vec{a} の終点に b-\vec{b} の始点を重ねて、a\vec{a} の始点から b-\vec{b} の終点までのベクトルを描く。
(3) 同様に、b\vec{b} の向きを逆にしたベクトル b-\vec{b} を描き、a\vec{a} の終点に b-\vec{b} の始点を重ねて、a\vec{a} の始点から b-\vec{b} の終点までのベクトルを描く。

3. **最終的な答え**

(図示は省略。問題文に図があるので、それに基づいてベクトルを合成する。)
## 問題4

1. **問題の内容**

ひし形ABCDがあり、対角線ACとBDの交点をOとする。OA=a,AB=b,CD=c\vec{OA} = \vec{a}, \vec{AB} = \vec{b}, \vec{CD} = \vec{c} とする。
(1) ab,ac\vec{a} - \vec{b}, \vec{a} - \vec{c} を図示する。
(2) b+c\vec{b} + \vec{c} はどのようなベクトルか。

2. **解き方の手順**

(1) ベクトルの引き算は、ab=a+(b)\vec{a} - \vec{b} = \vec{a} + (-\vec{b}) と考える。ひし形の性質を利用して、ベクトルの向きや大きさを判断する。
ab=OAAB=OA+BA=BA+OA=BO\vec{a} - \vec{b} = \vec{OA} - \vec{AB} = \vec{OA} + \vec{BA} = \vec{BA} + \vec{OA} = \vec{BO}
ac=OACD=OA+DC=OA+BA=BA+OA=BO\vec{a} - \vec{c} = \vec{OA} - \vec{CD} = \vec{OA} + \vec{DC} = \vec{OA} + \vec{BA} = \vec{BA} + \vec{OA} = \vec{BO}
(2) ひし形の性質より AB=DC\vec{AB} = \vec{DC} つまり b=c\vec{b} = -\vec{c}。したがって b+c=0\vec{b} + \vec{c} = \vec{0} (零ベクトル)

3. **最終的な答え**

(1) ab\vec{a} - \vec{b}BO\vec{BO} であり、ac\vec{a} - \vec{c}BO\vec{BO} である。
(2) b+c\vec{b} + \vec{c} は零ベクトルである。
## 問題5

1. **問題の内容**

与えられたベクトル a,b\vec{a}, \vec{b} について、以下のベクトルを図示する。
(1) 2a2\vec{a}
(2) 13b\frac{1}{3}\vec{b}
(3) 2a+13b2\vec{a} + \frac{1}{3}\vec{b}

2. **解き方の手順**

(1) 2a2\vec{a}: a\vec{a} の大きさを2倍にしたベクトルを描く。向きは a\vec{a} と同じ。
(2) 13b\frac{1}{3}\vec{b}: b\vec{b} の大きさを1/3倍にしたベクトルを描く。向きは b\vec{b} と同じ。
(3) 2a+13b2\vec{a} + \frac{1}{3}\vec{b}: まず 2a2\vec{a} を描き、その終点に 13b\frac{1}{3}\vec{b} の始点を重ねて、2a2\vec{a} の始点から 13b\frac{1}{3}\vec{b} の終点までのベクトルを描く。

3. **最終的な答え**

(図示は省略。問題文に図があるので、それに基づいてベクトルを合成する。)

「幾何学」の関連問題

正方形ABCDと、BE = BFかつ∠EBF = 90°の直角二等辺三角形BFEが与えられています。点Aと点E、点Cと点Fをそれぞれ結びます。このとき、∠AEB = ∠CFBであることを証明します。

幾何証明合同正方形三角形
2025/7/15

右の図において、正方形ABCDと$BE = BF, \angle EBF = 90^\circ$の直角二等辺三角形BFEがあり、点Aと点E、点Cと点Fをそれぞれ結ぶとき、$\angle AEB = \...

幾何正方形合同角度
2025/7/15

$BD$平行$AC$かつ$CD$平行$AB$より、四角形$ABDC$は平行四辺形である。平行四辺形の対角線はそれぞれの中点で交わるので、$E$は線分$AD$の中点であると同時に、$BC$の中点でもある...

幾何二等辺三角形平行四辺形証明角度
2025/7/15

空間内の幾何ベクトル $\vec{a}$, $\vec{b}$, $\vec{c}$ が、それぞれ数ベクトル $\vec{a} = \begin{pmatrix} 0 \\ a_2 \\ 0 \end...

ベクトル外積スカラー三重積平行六面体体積
2025/7/15

平行四辺形ABCDにおいて、辺ADの中点をEとする。線分CEを延長した直線と辺BAを延長した直線との交点をFとする。このとき、AF = DCであることを、$\triangle AEF$と$\trian...

幾何平行四辺形合同三角形証明
2025/7/15

## 1. 問題の内容

二等辺三角形平行四辺形角度証明
2025/7/15

与えられた図形に関する角度を計算する問題と、多角形の内角の和に関する計算問題、そして五角形から四角形への図形変形の問題です。

角度平行線多角形内角の和外角
2025/7/15

円錐の底面の円周上の点Aから、円錐の側面を1周して点Aまで紐をかけます。紐の長さが最も短くなるように、紐を円錐の展開図上に描画してください。

円錐展開図最短距離平面図形
2025/7/15

与えられた3つの立体(三角柱、正四角錐、半球)の体積と表面積を求める問題です。

体積表面積三角柱正四角錐半球三次元図形
2025/7/15

長方形ABCDがあり、AB=10cm、BC=5cmとする。 辺ABを軸として長方形ABCDを1回転させてできる立体Xの体積と表面積を求める。

体積表面積円柱回転体
2025/7/15