与えられた画像には、複数の数学の問題が含まれています。ここでは、5番の問題の(1), (2), (3)を解きます。 (1) 男子3人、女子3人の計6人が1列に並ぶとき、男子3人が隣り合う並び方は何通りあるか。 (2) 5個の数字0, 1, 2, 3, 4を用いて作った各位の数字がすべて異なる5桁の整数について、小さい方から55番目の数は何か。 (3) 右の図のような街路がある。PからRまたはSを通ってQに行く最短経路は何通りあるか。

算数順列組み合わせ場合の数最短経路
2025/7/8

1. 問題の内容

与えられた画像には、複数の数学の問題が含まれています。ここでは、5番の問題の(1), (2), (3)を解きます。
(1) 男子3人、女子3人の計6人が1列に並ぶとき、男子3人が隣り合う並び方は何通りあるか。
(2) 5個の数字0, 1, 2, 3, 4を用いて作った各位の数字がすべて異なる5桁の整数について、小さい方から55番目の数は何か。
(3) 右の図のような街路がある。PからRまたはSを通ってQに行く最短経路は何通りあるか。

2. 解き方の手順

(1) 男子3人をひとまとめにして1つのグループと考えます。すると、女子3人と男子グループの合計4つのものを並べる順列は 4!4! 通りです。
次に、男子グループの中で3人が並ぶ順列は 3!3! 通りです。
したがって、求める並び方は 4!×3!4! \times 3! 通りです。
(2) 5桁の整数を作る際、先頭に0を置くことはできません。
5桁の整数は全部で 4×4×3×2×1=964 \times 4 \times 3 \times 2 \times 1 = 96 個作れます。小さい順に並べて55番目の数を探します。
小さい順に並べることを考えると、先頭の数字が1, 2, 3のとき、残りの4つの数字の並び方はそれぞれ 4!=244! = 24 通りです。
先頭が1である5桁の数は24個、先頭が2である5桁の数は24個、先頭が3である5桁の数は24個あるので、ここまでで24×3=7224 \times 3 = 72個となります。つまり55番目の数は先頭が2である数の中に含まれます。
先頭が1である数:10234, ..., 14320 (24個)
先頭が2である数:20134, ..., 24310 (24個)
先頭が3である数:30124, ..., 34210 (24個)
小さい方から55番目は、先頭が2の整数の中で、5524=3155-24=31番目にあたります。先頭が2のとき、二番目の数字が0の場合は3!=63!=6通り、1の場合も3!=63!=6通り、3の場合も3!=63!=6通り、4の場合も3!=63!=6通りです。よって、先頭が2で、次の桁が0から始まるものが6個、1から始まるものが6個、3から始まるものが6個、4から始まるものが6個です。
先頭が20の場合、続く3桁は1,3,4の順列になり、6個あります。
先頭が21の場合、続く3桁は0,3,4の順列になり、6個あります。
先頭が23の場合、続く3桁は0,1,4の順列になり、6個あります。
先頭が24の場合、続く3桁は0,1,3の順列になり、6個あります。
したがって、先頭が2の場合、6×4=246 \times 4=24個あります。よって小さい方から4×6=244\times6=24番目までは24130, 24310までです。
24<3124 < 31より小さい方から55番目の数は2の次に3が来る数なので3を固定すると、316=2531-6=25。なので次は1が来る場合も6パターンです。256=1925-6=19でまだ55に届きません。
なので次は4が来る数にしましょう6×3=186 \times 3 = 18小さい順に55番目は先頭が24の数に6個あります。3118=1331-18 = 13なので先頭は23です。
先頭が23の場合、続く3桁は0,1,4の順列です。この順列は3!=63!=6通りです。小さい順番に23014、23041、23104、23140、23401、23410となります。
316666=3124=7<3131-6-6-6-6 = 31 - 24 = 7 < 31
2×24=483148=7<482\times24 =48、31-48 = 7<48より小さい方から55番目の数は先頭が3で2番目の数字が0 1 2のどれかです。
24, 21, 23、20とすると55-48=7なので7番目の整数は3の次に1がきます。
23104から数える必要あります
20134から数えて7番目の数字を求めれば良いので、
3!=63! = 6
30124
20134, 20143, 20314, 20341, 20413, 20431, 21034...7番目の数字は21034
(3) PからRまでの最短経路は 3!2!1!=3\frac{3!}{2!1!} = 3 通りです。RからQまでの最短経路は 5!4!1!=5\frac{5!}{4!1!} = 5 通りです。したがって、PからRを通ってQに行く最短経路は 3×5=153 \times 5 = 15 通りです。
PからSまでの最短経路は 4!3!1!=4\frac{4!}{3!1!} = 4 通りです。SからQまでの最短経路は 4!3!1!=4\frac{4!}{3!1!} = 4 通りです。したがって、PからSを通ってQに行く最短経路は 4×4=164 \times 4 = 16 通りです。
PからRまたはSを通ってQに行く最短経路は 15+16=3115 + 16 = 31 通りです。

3. 最終的な答え

(1) 144通り
(2) 21034
(3) 31通り

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