与えられた3つの2次方程式の実数解の個数をそれぞれ求めます。 (1) $x^2 - 2x - 1 = 0$ (2) $9x^2 - 12x + 4 = 0$ (3) $x^2 - x + 1 = 0$

代数学二次方程式判別式実数解
2025/7/9

1. 問題の内容

与えられた3つの2次方程式の実数解の個数をそれぞれ求めます。
(1) x22x1=0x^2 - 2x - 1 = 0
(2) 9x212x+4=09x^2 - 12x + 4 = 0
(3) x2x+1=0x^2 - x + 1 = 0

2. 解き方の手順

2次方程式 ax2+bx+c=0ax^2 + bx + c = 0 の実数解の個数は、判別式 D=b24acD = b^2 - 4ac によって決まります。
* D>0D > 0 のとき、実数解は2個
* D=0D = 0 のとき、実数解は1個
* D<0D < 0 のとき、実数解は0個
それぞれの2次方程式について、判別式を計算し、実数解の個数を求めます。
(1) x22x1=0x^2 - 2x - 1 = 0 の場合
a=1a = 1, b=2b = -2, c=1c = -1 なので、
D=(2)24(1)(1)=4+4=8D = (-2)^2 - 4(1)(-1) = 4 + 4 = 8
D>0D > 0 より、実数解は2個です。
(2) 9x212x+4=09x^2 - 12x + 4 = 0 の場合
a=9a = 9, b=12b = -12, c=4c = 4 なので、
D=(12)24(9)(4)=144144=0D = (-12)^2 - 4(9)(4) = 144 - 144 = 0
D=0D = 0 より、実数解は1個です。
(3) x2x+1=0x^2 - x + 1 = 0 の場合
a=1a = 1, b=1b = -1, c=1c = 1 なので、
D=(1)24(1)(1)=14=3D = (-1)^2 - 4(1)(1) = 1 - 4 = -3
D<0D < 0 より、実数解は0個です。

3. 最終的な答え

(1) 実数解の個数:2個
(2) 実数解の個数:1個
(3) 実数解の個数:0個

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