2次不等式 $x^2 + 6x + m < 0$ が実数解をもたないとき、定数 $m$ の値の範囲を求める問題です。

代数学二次不等式判別式不等式二次関数
2025/7/11

1. 問題の内容

2次不等式 x2+6x+m<0x^2 + 6x + m < 0 が実数解をもたないとき、定数 mm の値の範囲を求める問題です。

2. 解き方の手順

2次不等式 x2+6x+m<0x^2 + 6x + m < 0 が実数解をもたないということは、x2+6x+m0x^2 + 6x + m \ge 0 がすべての実数 xx について成り立つということです。
この条件は、y=x2+6x+my = x^2 + 6x + m で表される放物線が、xx軸と交わらないか、接することを意味します。
したがって、2次方程式 x2+6x+m=0x^2 + 6x + m = 0 の判別式 DDD0D \le 0 である必要があります。
判別式 DD は、
D=624(1)(m)=364mD = 6^2 - 4(1)(m) = 36 - 4m
と計算できます。
D0D \le 0 より、
364m036 - 4m \le 0
4m364m \ge 36
m9m \ge 9

3. 最終的な答え

m9m \ge 9

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