$x$ と $y$ が実数であるとき、$xy < 0$ が $x + y < 0$ であるための必要条件、十分条件、必要十分条件のいずれであるかを問う問題です。
2025/7/11
1. 問題の内容
と が実数であるとき、 が であるための必要条件、十分条件、必要十分条件のいずれであるかを問う問題です。
2. 解き方の手順
まず、 という条件から、 と は異符号であることがわかります。つまり、 かつ 、または かつ のいずれかです。
次に、 を考えます。
が成り立つかどうかを検討します。
反例として、 を考えると、 ですが、 となり、この場合は成り立ちます。
しかし、 を考えると、 ですが、 となり、成り立ちません。したがって、 は の十分条件ではありません。
次に、 が成り立つかどうかを検討します。
の場合、 と が両方負の場合(例:)には、 となり、 は成り立ちません。
しかし、 で、 と のうち一方が正、もう一方が負であれば、 が成り立ちます。
したがって、 は の十分条件ではありません。
は、 と が両方負の数の場合、 は成り立ちますが、 となり成り立ちません。
必要条件、十分条件のどちらでもないので、答えは「必要条件でも十分条件でもない」となります。
3. 最終的な答え
④ 必要条件でも十分条件でもない