(1) 点数の合計が0点になる確率
8回投げて合計が0点になるのは、表が4回、裏が4回出る場合である。
8回中4回表が出る確率は、二項分布で計算できる。
表が4回、裏が4回出る場合の数は、8C4=4!4!8!=4⋅3⋅2⋅18⋅7⋅6⋅5=70通り。 したがって、点数の合計が0点である確率は、
288C4=25670=12835 (2) 点数の合計が5点以上になる確率
8回の試行で、点数の合計が5点以上になるのは、合計が5点, 6点, 7点, 8点のときである。
合計が k 点である時、表が出た回数を x 、裏が出た回数を y とすると、 これより、x=28+k, y=28−k よって、
合計5点のとき、表が 28+5=6.5回になることはない。したがって表が6回以上になる確率を考える。 - 合計5点:x=213, これはありえない。 - 合計6点:x=214=7, y=1。 8C7=8 通り。 - 合計7点:x=215, これはありえない。 - 合計8点:x=216=8, y=0。 8C8=1 通り。 合計が5点以上の場合は、合計が6点か8点の場合のみである。
したがって、合計が5点以上になる確率は、
288C7+8C8=2568+1=2569