(1) 中学生2人、高校生3人の中から、くじでリーダーと副リーダーを1人ずつ選ぶとき、リーダー、副リーダーともに高校生になる確率を求める。 (2) 4枚のカード(1, 2, 3, 4)の中から、同時に2枚のカードを引くとき、少なくとも1枚は奇数のカードを引く確率を求める。 (3) 1個のサイコロを2回投げるとき、出る目の数の積が6になる確率を求める。
2025/7/15
1. 問題の内容
(1) 中学生2人、高校生3人の中から、くじでリーダーと副リーダーを1人ずつ選ぶとき、リーダー、副リーダーともに高校生になる確率を求める。
(2) 4枚のカード(1, 2, 3, 4)の中から、同時に2枚のカードを引くとき、少なくとも1枚は奇数のカードを引く確率を求める。
(3) 1個のサイコロを2回投げるとき、出る目の数の積が6になる確率を求める。
2. 解き方の手順
(1)
まず、リーダーの選び方は5通り、副リーダーの選び方は残りの4通りなので、全部で 通りの選び方がある。
次に、リーダーと副リーダーがともに高校生である選び方を考える。リーダーの選び方は3通り、副リーダーの選び方は残りの高校生2人から選ぶので2通り。したがって、 通り。
よって、求める確率は 。
(2)
4枚のカードから2枚を引く方法は 通り。
少なくとも1枚が奇数である確率を求めるには、2枚とも偶数である確率を求めて、全体から引く方が簡単。
2枚とも偶数であるのは、カード2と4を選ぶ1通り。
よって、少なくとも1枚が奇数である確率は 。
(3)
サイコロを2回投げるので、全部で 通りの目の出方がある。
目の積が6になるのは、(1, 6), (2, 3), (3, 2), (6, 1)の4通り。
よって、求める確率は 。
3. 最終的な答え
(1)
(2)
(3)