(1) p1とp2を求める。 1回振って出た目の和が偶数になるのは、2が出たときなので、
p1=62=31 2回振って出た目の和が偶数になるのは、(1, 1), (2, 2)のときである。
(1, 1)となる確率は、64×64=3616 (2, 2)となる確率は、62×62=364 よって、p2=3616+364=3620=95 (2) pn+1をpnを用いて表す。 n+1回振って出た目の和が偶数になるのは、以下の2つの場合である。 - n回目までの和が偶数で、n+1回目に偶数(2)が出る場合。この確率は、pn×62=31pn - n回目までの和が奇数で、n+1回目に奇数(1)が出る場合。この確率は、(1−pn)×64=32(1−pn) したがって、
pn+1=31pn+32(1−pn)=31pn+32−32pn=−31pn+32 pn+1=−31pn+32を変形する。 pn+1−α=−31(pn−α)とおくと、 pn+1=−31pn+31α+α=−31pn+34α 34α=32より、α=21 よって、pn+1−21=−31(pn−21) 数列{pn−21}は、初項p1−21=31−21=−61、公比−31の等比数列である。 したがって、pn−21=−61(−31)n−1 pn=21−61(−31)n−1=21+21(−31)n=21+2⋅3n(−1)n