10円硬貨、100円硬貨、500円硬貨がそれぞれ1枚ずつある。この3枚を同時に投げるとき、表が2枚以上出る確率を求めよ。

確率論・統計学確率硬貨場合の数
2025/7/17

1. 問題の内容

10円硬貨、100円硬貨、500円硬貨がそれぞれ1枚ずつある。この3枚を同時に投げるとき、表が2枚以上出る確率を求めよ。

2. 解き方の手順

3枚の硬貨を投げたとき、それぞれの硬貨について、表か裏の2通りの出方があるので、全部で 2×2×2=82 \times 2 \times 2 = 8 通りの出方があります。
表が2枚以上出る場合を考えると、
- 表が2枚の場合:
- 10円:表, 100円:表, 500円:裏
- 10円:表, 100円:裏, 500円:表
- 10円:裏, 100円:表, 500円:表
の3通り
- 表が3枚の場合:
- 10円:表, 100円:表, 500円:表
の1通り
したがって、表が2枚以上出るのは 3+1=43 + 1 = 4 通りです。
求める確率は、表が2枚以上出る場合の数全場合の数\frac{\text{表が2枚以上出る場合の数}}{\text{全場合の数}} なので、48=12\frac{4}{8} = \frac{1}{2} となります。

3. 最終的な答え

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