不良品の個数の期待値を求める。取り出した2個の中に含まれる不良品の個数は0個、1個、2個のいずれかである。それぞれの確率を計算し、期待値を計算する。
- 不良品が0個である確率:
20個の品物から2個を取り出す場合の数は 20C2=2×120×19=190。 良品は17個なので、2個とも良品である場合の数は 17C2=2×117×16=136。 したがって、不良品が0個である確率は 190136=9568。 - 不良品が1個である確率:
不良品が1個、良品が1個である場合の数は 3C1×17C1=3×17=51。 したがって、不良品が1個である確率は 19051。 - 不良品が2個である確率:
不良品が2個である場合の数は 3C2=2×13×2=3。 したがって、不良品が2個である確率は 1903。 期待値は、各個数にその確率を掛けたものの和で求められる。
E=0×190136+1×19051+2×1903=19051+1906=19057=10×193×19=103