与えられた関数をマクローリン展開します。具体的には、以下の3つの関数について指定された項まで展開します。 (1) $y = \frac{1}{(1+x)^2}$ (2) $y = \log(1+x^2)$ ($x^4$ の項まで) (3) $y = \tan x$ ($x^5$ の項まで)
2025/7/11
1. 問題の内容
与えられた関数をマクローリン展開します。具体的には、以下の3つの関数について指定された項まで展開します。
(1)
(2) ( の項まで)
(3) ( の項まで)
2. 解き方の手順
(1) のマクローリン展開
まず、 のマクローリン展開を考えます。これは等比数列の和の公式から
となります。この式を微分することで、 のマクローリン展開が得られます。
したがって、
(2) のマクローリン展開 ( の項まで)
のマクローリン展開は
これに の代わりに を代入します。
の項までなので、
(3) のマクローリン展開 ( の項まで)
です。
割り算を実行します。
を利用して
3. 最終的な答え
(1)
(2)
(3)