平行四辺形ABCDにおいて、BE:EC = 2:1である。△EBFの面積が24 cm^2のとき、△ADF、△ABF、△DEF、△DBEの面積と、△DBE:△DECの比、平行四辺形ABCDの面積を求める。
2025/7/13
1. 問題の内容
平行四辺形ABCDにおいて、BE:EC = 2:1である。△EBFの面積が24 cm^2のとき、△ADF、△ABF、△DEF、△DBEの面積と、△DBE:△DECの比、平行四辺形ABCDの面積を求める。
2. 解き方の手順
(1) △ABFの面積を求める。
△EBFと△ABFは高さが共通なので、面積比は底辺の比に等しい。よって、
しかし、 が不明。△ABEと△DECは相似なので、。なので、。
△BEFと△DEFも高さが共通なので面積比は底辺の比に等しく、なので、△DEFの面積は△BEFの面積のになる。
よって、△DEF =
次に、△ABDの面積を求めることを考える。
△ABDの面積は平行四辺形ABCDの面積の半分である。
△ABEの面積 = △BEF + △ABF = 24 + △ABF
△DECの面積 = 12/2 = 6 cm^2
△ADFを求める。△ADFと△ABFは高さが等しいので面積比は底辺の比に等しい。
△ADF:△ABF = DF:BF
(2) △ABFの面積を求める。
△EBFの面積が24である。
△BEFと△ABFの高さは同じで底辺の比がBE:AB。平行四辺形なのでAB=CD。BE:EC=2:1より、EC=BE/2。
△DBEと△DECの底辺の比はBE:EC=2:1なので、面積比も2:1。
△DECの面積をXとすると、△DBEの面積は2X。
△DEFの面積は12なので、
△ADFの面積は36になる。
△ABFを求める。
平行四辺形ABCDの面積は△ABDの2倍。△ABDの面積は、△ABF + △ADF + △BDF。
△EBFの面積が24。△DEFの面積が12。△BDFの面積 = 24 + 12 = 36。
BE:EC=2:1
△ABEの面積:△ADEの面積 = BE:DE
△ABEの面積:△CDEの面積 = BE:CE = 2:1
△BEF : △DEF = 2:1 = 24:12
△ABF : △ADF = BF:DF = △BEF:△DEF = 2:1
△ABF = X
△ADF = X/2
△ABE = 24 + △ABF
△ABC = △ACD
△ABF+△BEF = △ADF+△DEF
△ABC - △ABE = 3△CDE
より、
△ADFと△ABFの面積を計算していく。
△ABF=36
△ADF=72
△DBE=72+24=96
△DEC=48
平行四辺形ABCD=288
3. 最終的な答え
(1) △ADF = 72 cm^2
(2) △ABF = 36 cm^2
(3) △DEF = 12 cm^2
(4) △DBE = 96 cm^2
(5) △DBE : △DEC = 2 : 1
(6) 平行四辺形ABCD = 288 cm^2