大小2つのサイコロを同時に投げるとき、以下の確率を求めます。 (1) 出る目の積が6以上になる確率 (2) 小さい方のサイコロの目が3以上で、大きい方のサイコロの目が3で割り切れない確率

確率論・統計学確率サイコロ事象
2025/7/13

1. 問題の内容

大小2つのサイコロを同時に投げるとき、以下の確率を求めます。
(1) 出る目の積が6以上になる確率
(2) 小さい方のサイコロの目が3以上で、大きい方のサイコロの目が3で割り切れない確率

2. 解き方の手順

(1)
大小のサイコロの出目をそれぞれ x,yx, y とします。x,yx, y はそれぞれ1から6の整数です。
x×y6x \times y \ge 6 となる組み合わせを考えます。全事象は 6×6=366 \times 6 = 36 通りです。
条件を満たさない組み合わせを数える方が楽です。x×y<6x \times y < 6 となるのは、
(1,1), (1,2), (1,3), (1,4), (1,5),
(2,1), (2,2),
(3,1),
(4,1),
(5,1)
の10通りです。したがって条件を満たすのは 3610=2636 - 10 = 26 通りです。
求める確率は 26/36=13/1826/36 = 13/18 となります。
(2)
小さい方のサイコロの出目を xx 、大きい方のサイコロの出目を yy とします。
x3x \ge 3 かつ yy が3で割り切れない、という条件を満たす確率を求めます。
xx の取りうる値は3, 4, 5, 6の4通りです。
yy の取りうる値は1, 2, 4, 5の4通りです。
したがって条件を満たす組み合わせは 4×4=164 \times 4 = 16 通りです。
全事象は 6×6=366 \times 6 = 36 通りなので、求める確率は 16/36=4/916/36 = 4/9 となります。

3. 最終的な答え

(1) 1318\frac{13}{18}
(2) 49\frac{4}{9}

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