(1) 0, 1, 2, 3, 4, 5の6個の数字から重複を許して作られる4桁の整数について、以下の個数を求める。 * 4桁の整数 * 5で割り切れる整数 * 2で割り切れかつ5で割り切れる整数 (2) 大人2人(男1人、女1人)と子ども6人(男3人、女3人)が円形のテーブルに着席するとき、次のような並び方は何通りあるか。 * 大人2人が正面に向かい合う並び方 * 男性と女性が交互に並ぶ並び方 (3) 色の異なる7個の玉をつなげて腕輪を作る。何通りできるか。 (4) a, a, b, b, b, b, c の7文字を1列に並べる方法は何通りあるか。

確率論・統計学順列組み合わせ場合の数整数
2025/7/14

1. 問題の内容

(1) 0, 1, 2, 3, 4, 5の6個の数字から重複を許して作られる4桁の整数について、以下の個数を求める。
* 4桁の整数
* 5で割り切れる整数
* 2で割り切れかつ5で割り切れる整数
(2) 大人2人(男1人、女1人)と子ども6人(男3人、女3人)が円形のテーブルに着席するとき、次のような並び方は何通りあるか。
* 大人2人が正面に向かい合う並び方
* 男性と女性が交互に並ぶ並び方
(3) 色の異なる7個の玉をつなげて腕輪を作る。何通りできるか。
(4) a, a, b, b, b, b, c の7文字を1列に並べる方法は何通りあるか。

2. 解き方の手順

(1)

1. 4桁の整数:

* 千の位は0以外なので5通り。
* 百、十、一の位はそれぞれ6通り。
* よって、5×6×6×6=5×635 \times 6 \times 6 \times 6 = 5 \times 6^3

2. 5で割り切れる整数:

* 一の位は0または5なので2通り。
* 千の位は0以外なので、
* 一の位が0のとき:千の位は5通り、百の位と十の位はそれぞれ6通り。5×6×6=1805 \times 6 \times 6 = 180
* 一の位が5のとき:千の位は5通り、百の位と十の位はそれぞれ6通り。5×6×6=1805 \times 6 \times 6 = 180
* よって、180+180=360180+180 = 360

3. 2で割り切れかつ5で割り切れる整数:

* 2で割り切れかつ5で割り切れる整数は10で割り切れる整数なので、一の位は0。
* 千の位は0以外なので5通り。
* 百、十の位はそれぞれ6通り。
* よって、5×6×6=1805 \times 6 \times 6 = 180
(2)

1. 大人2人が正面に向かい合う並び方:

* まず男を固定する。女は男の正面に座るので1通り。
* 残りの6人の子供の並び方は6!通り。
* よって、6!=7206! = 720通り。

2. 男性と女性が交互に並ぶ並び方:

* まず男性4人を並べる。円順列なので(4-1)! = 3! = 6通り。
* 次に女性4人を男性の間に並べる。4! = 24通り。
* よって、6×24=1446 \times 24 = 144通り。
(3)
* 7個の異なる玉を円形に並べる方法は(7-1)! = 6! = 720通り。
* 腕輪なので裏返しにしても同じ。よって、720 / 2 = 360通り。
(4)
* 7つの文字を並べる総数は7!通り。
* ただし、aが2つ、bが4つあるので、同じ文字の並び順を考慮する必要がある。
* よって、7!/(2!×4!)=(7×6×5)/2=1057! / (2! \times 4!) = (7 \times 6 \times 5) / 2 = 105通り。

3. 最終的な答え

(1)

1. 4桁の整数:1080個

2. 5で割り切れる整数:432個

3. 2で割り切れかつ5で割り切れる整数:180個

(2)

1. 大人2人が正面に向かい合う並び方:720通り

2. 男性と女性が交互に並ぶ並び方:144通り

(3) 360通り
(4) 105通り
(1)

1. 4桁の整数:1080個

2. 5で割り切れる整数:360個

3. 2で割り切れかつ5で割り切れる整数:180個

(2)

1. 大人2人が正面に向かい合う並び方:720通り

2. 男性と女性が交互に並ぶ並び方:144通り

(3) 360通り
(4) 105通り

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