(1) 第 n 群には n が n 個並んでいる。第 n 群の末項は、初項から数えて 1+2+3+⋯+n=2n(n+1) 項目である。 2(n−1)n<100≤2n(n+1) となる。
2(n−1)n<100 より (n−1)n<200。 2n(n+1)≥100 より n(n+1)≥200。 n=13 のとき (n−1)n=12×13=156<200 であり、 n(n+1)=13×14=182<200 となり不適。 n=14 のとき (n−1)n=13×14=182<200 であり、 n(n+1)=14×15=210≥200 となり適する。 よって第100項目は第14群に含まれる。
第13群までの項数は 213×14=91 である。 第100項目は、第14群の 100−91=9 番目であるから、14である。 (2) 第100項目は14なので、第1群から第14群までの和を考える。ただし、第14群はすべて足し合わせる必要はない。
第13群までの和は ∑k=113k2=613(13+1)(2×13+1)=613×14×27=13×7×9=819。 第14群の最初の9項は 14×9=126。 よって第100項目までの和は 819+126=945。