問題は、自然数を7列に並べた表に関するものです。 (1) 52が何行何列目にあるか答える。 (2) 6行6列目の数をA、(n+3)行4列目の数をBとしたとき、B-Aの値として正しいものを選択肢ア~ウの中から選び、その理由を説明する。

算数数の規則性数列表計算余り
2025/7/14

1. 問題の内容

問題は、自然数を7列に並べた表に関するものです。
(1) 52が何行何列目にあるか答える。
(2) 6行6列目の数をA、(n+3)行4列目の数をBとしたとき、B-Aの値として正しいものを選択肢ア~ウの中から選び、その理由を説明する。

2. 解き方の手順

(1) 52が何行何列目にあるかを求める。
7の倍数ごとに改行されるので、52÷7=7余り352 \div 7 = 7 余り 3 より、7行目の次は8行目であり、余りが3なので3列目である。したがって、52は8行3列目にある。
(2)
まず、AとBをnを使った式で表す。
6行6列目の数Aは、表よりA=7×5+6=35+6=41A = 7 \times 5 + 6 = 35 + 6 = 41 である。
(n+3)行4列目の数Bは、B=7(n+2)+4=7n+14+4=7n+18B = 7(n+2) + 4 = 7n + 14 + 4 = 7n + 18である。
次に、BAB - A を計算する。
BA=(7n+18)41=7n23B - A = (7n + 18) - 41 = 7n - 23
しかし、この問題では n が与えられていないので、元の表の行番号((n+3)行)を使わず、行の差から考える。
問題文より、Aは6行6列目の数。
Bは(n+3)行4列目の数なので、Aから(n+3-6)行下、6-4=2列左の数である。
AとBの行の差は(n+3) - 6 = n - 3行。
1行下がるごとに7ずつ増えるので、(n-3)行下では7(n-3) = 7n - 21増える。
列の差は2列。1列左は1減るので、2列左は2減る。
したがって、B=A+(7n21)2=A+7n23B = A + (7n - 21) - 2 = A + 7n - 23
BA=7n23B - A = 7n - 23
n = 6 のとき、B - A = 7 * 6 - 23 = 42 - 23 = 19
もしくは表から考える。
B は (n+3)行目の4列目の数なので、B=7(n+2)+4=7n+18B = 7(n+2) + 4 = 7n + 18
このとき、6行目の6列目の数は、6n+36 \le n+3 を満たす必要があるので、3n3 \le n
A = 41なので、(n+3) = 9の場合、n = 6となり、B=76+18=42+18=60B = 7 * 6 + 18 = 42 + 18 = 60
BA=6041=19B - A = 60 - 41 = 19
選択肢の中でBA=19B-A=19であるイが正しい。

3. 最終的な答え

(1) 8行3列目
(2) イ
理由:6行6列目の数は41。n=6のとき9行目の4列目の数は7×(91)+4=56+4=607 \times (9-1) + 4 = 56 + 4 = 606041=1960 - 41 = 19となる。

「算数」の関連問題

与えられた式 $2 \pi \times 50 \times 10^{3} \times 10^{-3}$ を計算する。

計算指数円周率
2025/7/16

与えられた数式を計算します。数式は $-2\pi \times 50/10 \times 10^3 \times 10 \times 10$ です。

計算数式π四則演算
2025/7/16

問題は、変数 $l$ の値を計算し、最終的に損失 $l$ の近似値を求める問題です。与えられた情報は、$\pi = \frac{1}{32}$、 $u = u^*$、 $l = 8\pi^2 + u ...

計算分数小数近似
2025/7/16

6枚の数字カード(0, 2, 3, 5, 7, 8)から4枚を選んで並べ、9で割り切れる4桁の数字を何個作れるか答える問題。

整数倍数順列場合の数
2025/7/16

$64\frac{1}{2} \div 64\frac{1}{3} \times 64\frac{1}{6}$ を計算しなさい。

分数四則演算計算
2025/7/16

8つの目盛りがついたダイヤルがあり、針は0を指しています。ダイヤルを $a$ 目盛りだけ矢印の方向に回したときの針の指す数字を $X$ 、さらに $a^2$ 目盛りだけ反対方向に回したときの針の指す数...

剰余ダイヤル数論
2025/7/16

与えられた式 $9999 \times 20004 + 1001 \times 991 + 9 - 10001 \times 19996$ を計算します。

計算四則演算数値計算展開
2025/7/16

画像に写っている正の数・負の数の計算問題を解きます。具体的には、次の4つの問題を解きます。 (1) $13 + (-4) - (-7) - 5$ (2) $8 \times (-5)$ (3) $-1...

正負の数四則演算計算
2025/7/16

8人の生徒会役員の中から、会長、副会長、書記をそれぞれ1人ずつ選ぶとき、選び方は全部で何通りあるか。

順列組み合わせ場合の数
2025/7/16

あるレストランのランチセットで、6種類のパスタから1種類、4種類のサラダから1種類を選ぶとき、メニューの選び方は全部で何通りあるか。

組み合わせ場合の数積の法則
2025/7/16