図の①、②、③はそれぞれ関数 $y=ax^2$、$y=4$、$y=1$のグラフである。 (1) ①と③の交点の$x$座標の小さい方をA、Bとし、①と②の交点のうち$x$座標が負の点をCとする。 AB=8のとき、点Bの座標と$a$の値を求めよ。また、点Cの座標と直線BCの式を求めよ。 (2) (1)のとき、傾きが正の原点を通る直線が、図のように②、③および線分BCと交わる点をそれぞれP, Q, Rとする。BP:CQ=1:2のとき、点Rの座標と三角形BPRの面積を求めよ。
2025/4/2
1. 問題の内容
図の①、②、③はそれぞれ関数 、、のグラフである。
(1) ①と③の交点の座標の小さい方をA、Bとし、①と②の交点のうち座標が負の点をCとする。
AB=8のとき、点Bの座標との値を求めよ。また、点Cの座標と直線BCの式を求めよ。
(2) (1)のとき、傾きが正の原点を通る直線が、図のように②、③および線分BCと交わる点をそれぞれP, Q, Rとする。BP:CQ=1:2のとき、点Rの座標と三角形BPRの面積を求めよ。
2. 解き方の手順
(1)
点A, Bは と の交点であるので、 より となり、 となる。
点A, Bの座標はそれぞれ , となる。
AB=8より、
よって、となり、
したがって、点Bの座標は (, 1) = (4, 1)。
との交点なので、より、なので、となる。
点Cは座標が負の点なので、。
B(4, 1), C(-8, 4)を通る直線の式は、傾きが。
に(4, 1)を代入すると、より、なので、。
直線BCの式は、
(2)
直線 が点B(4,1)と点C(-8,4)の間を通るので、
点Pは と の交点なので、より、。点Pの座標は
点Qは と の交点なので、より、。点Qの座標は
点Rは と の交点なので、より、なので、。。点Rの座標は
BP = , CQ =
BP:CQ = 1:2 より
より , , ,
点Rの座標は
P(, 4) = (, 4) = (, 4)
B(4, 1)
R(2, )
三角形BPRの面積 =
=
=
3. 最終的な答え
(1)
点Bの座標: (4, 1)
の値:
点Cの座標: (-8, 4)
直線BCの式:
(2)
点Rの座標: (2, )
三角形BPRの面積: