## 問題の内容

確率論・統計学確率倍数集合排反事象ド・モルガンの法則
2025/7/15
## 問題の内容
1から200までの数字が書かれた200枚のカードから1枚を引くとき、以下の確率を求めます。
(1) 4の倍数または6の倍数である確率
(2) 4の倍数ではないが、6の倍数である確率
(3) 4の倍数ではない、または6の倍数ではない確率
## 解き方の手順
(1) 4の倍数または6の倍数である確率
* 1から200までの4の倍数の個数を求める: 200÷4=50200 \div 4 = 50
* 1から200までの6の倍数の個数を求める: 200÷6=33.33...200 \div 6 = 33.33... より、33個
* 4の倍数かつ6の倍数(つまり12の倍数)の個数を求める: 200÷12=16.66...200 \div 12 = 16.66... より、16個
* 4の倍数または6の倍数の個数を求める(和集合): 50+3316=6750 + 33 - 16 = 67
* 確率を計算する: 67÷20067 \div 200
(2) 4の倍数ではないが、6の倍数である確率
* 1から200までの6の倍数の個数は33個(上記参照)
* 6の倍数であり、かつ4の倍数でもある数(つまり12の倍数)の個数は16個(上記参照)
* 4の倍数ではない6の倍数の個数を求める: 3316=1733 - 16 = 17
* 確率を計算する: 17÷20017 \div 200
(3) 4の倍数ではない、または6の倍数ではない確率
* 4の倍数である確率は 50÷200=1/450 \div 200 = 1/4
* 6の倍数である確率は 33÷20033 \div 200
* 4の倍数かつ6の倍数である確率は 16÷200=2/2516 \div 200 = 2/25
* 4の倍数または6の倍数である確率は(1)より、67/20067/200
* 4の倍数である、かつ、6の倍数である確率の否定(ド・モルガンの法則)は、
11 - (4の倍数である、または6の倍数である確率)で求めることができる。
* よって、167/200=133/2001 - 67/200 = 133/200
## 最終的な答え
(1) 4の倍数または6の倍数である確率: 67200\frac{67}{200}
(2) 4の倍数ではないが、6の倍数である確率: 17200\frac{17}{200}
(3) 4の倍数ではない、または6の倍数ではない確率: 133200\frac{133}{200}

「確率論・統計学」の関連問題

大人5人と子ども4人が1列に並ぶとき、以下の条件を満たす並び方はそれぞれ何通りあるか。 (1) 両端が子どもである。 (2) 大人と子どもが交互に並ぶ。 (3) どの子どもも隣り合わない。

順列組み合わせ場合の数並び方
2025/7/18

大小2個のサイコロを投げるとき、以下の条件を満たす場合の数をそれぞれ求めよ。 (1) 目の積が奇数となる場合 (2) 目の積が偶数となる場合 (3) 目の和が偶数となる場合

確率サイコロ場合の数偶数奇数
2025/7/18

サイコロを2回投げたとき、出た目の和が12になる確率を求めます。

確率サイコロ場合の数
2025/7/18

サイコロを2回投げたとき、2つの出た目の和が5の倍数になる確率を求める問題です。

確率サイコロ場合の数確率の計算
2025/7/18

1, 2, 3, 4 の4枚のカードから2枚を選んで2桁の整数を作るとき、作った整数が4の倍数になる確率を求める問題です。

確率場合の数整数倍数
2025/7/18

1, 2, 4, 5, 7の5枚のカードから2枚を選んで2桁の整数を作るとき、偶数ができる確率を求める問題です。

確率組み合わせ偶数場合の数
2025/7/18

4枚のカード(3, 5, 6, 9)から2枚を選んで2桁の整数を作るとき、作られた整数が5の倍数となる確率を求める問題です。

確率順列倍数場合の数
2025/7/18

4枚の硬貨を同時に投げるとき、すべての硬貨が表となる確率を求めよ。

確率コイン事象
2025/7/18

大小2つのサイコロを順に投げるとき、小さいサイコロの目が大きいサイコロの目よりも小さくなる確率を求めます。

確率サイコロ場合の数
2025/7/18

4枚のカード(2, 4, 5, 9)から1枚ずつ、計2枚引いて2桁の整数を作ります。ただし、引いたカードは毎回元に戻します。できた2桁の整数が偶数になる確率を求めます。

確率場合の数偶数組み合わせ
2025/7/18