XさんとYさんの6日間の睡眠時間データが与えられています。Xさんの睡眠時間を $x$, Yさんの睡眠時間を $y$ とするとき、$x$ と $y$ それぞれの平均値、分散、標準偏差を求める問題です。

確率論・統計学平均分散標準偏差統計
2025/7/15

1. 問題の内容

XさんとYさんの6日間の睡眠時間データが与えられています。Xさんの睡眠時間を xx, Yさんの睡眠時間を yy とするとき、xxyy それぞれの平均値、分散、標準偏差を求める問題です。

2. 解き方の手順

まず、xxyy それぞれの平均値を求めます。平均値は、データの合計をデータの個数で割ることで求められます。
次に、xxyy それぞれの分散を求めます。分散は、各データと平均値の差の二乗の平均値です。
最後に、xxyy それぞれの標準偏差を求めます。標準偏差は、分散の平方根です。
各ステップを詳しく見ていきましょう。
(1) 平均値の計算
xx の平均値:
xˉ=7.5+8+8+6.5+6+96=456=7.5\bar{x} = \frac{7.5 + 8 + 8 + 6.5 + 6 + 9}{6} = \frac{45}{6} = 7.5
yy の平均値:
yˉ=7+5.5+7.5+4.5+9+5.56=396=6.5\bar{y} = \frac{7 + 5.5 + 7.5 + 4.5 + 9 + 5.5}{6} = \frac{39}{6} = 6.5
(2) 分散の計算
xx の分散:
sx2=(7.57.5)2+(87.5)2+(87.5)2+(6.57.5)2+(67.5)2+(97.5)26s_x^2 = \frac{(7.5-7.5)^2 + (8-7.5)^2 + (8-7.5)^2 + (6.5-7.5)^2 + (6-7.5)^2 + (9-7.5)^2}{6}
=0+0.25+0.25+1+2.25+2.256=66=1= \frac{0 + 0.25 + 0.25 + 1 + 2.25 + 2.25}{6} = \frac{6}{6} = 1
yy の分散:
sy2=(76.5)2+(5.56.5)2+(7.56.5)2+(4.56.5)2+(96.5)2+(5.56.5)26s_y^2 = \frac{(7-6.5)^2 + (5.5-6.5)^2 + (7.5-6.5)^2 + (4.5-6.5)^2 + (9-6.5)^2 + (5.5-6.5)^2}{6}
=0.25+1+1+4+6.25+16=13.56=2.25= \frac{0.25 + 1 + 1 + 4 + 6.25 + 1}{6} = \frac{13.5}{6} = 2.25
(3) 標準偏差の計算
xx の標準偏差:
sx=sx2=1=1s_x = \sqrt{s_x^2} = \sqrt{1} = 1
yy の標準偏差:
sy=sy2=2.25=1.5s_y = \sqrt{s_y^2} = \sqrt{2.25} = 1.5

3. 最終的な答え

xx の平均値: 7.5
xx の分散: 1
xx の標準偏差: 1
yy の平均値: 6.5
yy の分散: 2.25
yy の標準偏差: 1.5

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