姉と弟がそれぞれ持っていたお金の一部を出し合って5200円の品物を買いました。姉は持っていたお金の30%を、弟は持っていたお金の50%を出しました。2人がはじめに持っていたお金の合計は14000円です。はじめに姉と弟がそれぞれいくら持っていたかを求める問題です。

代数学連立方程式文章問題一次方程式
2025/4/2

1. 問題の内容

姉と弟がそれぞれ持っていたお金の一部を出し合って5200円の品物を買いました。姉は持っていたお金の30%を、弟は持っていたお金の50%を出しました。2人がはじめに持っていたお金の合計は14000円です。はじめに姉と弟がそれぞれいくら持っていたかを求める問題です。

2. 解き方の手順

まず、姉がはじめに持っていた金額をxx円、弟がはじめに持っていた金額をyy円とします。
問題文から、次の2つの式を立てることができます。
* 2人がはじめに持っていた金額の合計が14000円であることから、x+y=14000x + y = 14000
* 姉が出した金額(0.3x0.3x)と弟が出した金額(0.5y0.5y)の合計が5200円であることから、0.3x+0.5y=52000.3x + 0.5y = 5200
この連立方程式を解きます。
まず、x+y=14000x + y = 14000 より、y=14000xy = 14000 - x となります。
これを 0.3x+0.5y=52000.3x + 0.5y = 5200 に代入すると、
0.3x+0.5(14000x)=52000.3x + 0.5(14000 - x) = 5200
0.3x+70000.5x=52000.3x + 7000 - 0.5x = 5200
0.2x=52007000-0.2x = 5200 - 7000
0.2x=1800-0.2x = -1800
x=18000.2x = \frac{-1800}{-0.2}
x=9000x = 9000
したがって、姉がはじめに持っていた金額は9000円です。
次に、弟がはじめに持っていた金額を求めます。
y=14000xy = 14000 - xx=9000x = 9000 を代入すると、
y=140009000y = 14000 - 9000
y=5000y = 5000
したがって、弟がはじめに持っていた金額は5000円です。

3. 最終的な答え

姉の金額は 9000 円、弟の金額は 5000 円である。

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