兄と弟がお金を出し合って6000円のサッカーボールを買った。兄は所持金の$\frac{1}{2}$、弟は所持金の$\frac{1}{3}$を出した。代金を支払った後、残った所持金を比べたところ、兄の金額は弟の金額の2倍であった。はじめに持っていた兄と弟の金額をそれぞれ求めよ。
2025/4/2
1. 問題の内容
兄と弟がお金を出し合って6000円のサッカーボールを買った。兄は所持金の、弟は所持金のを出した。代金を支払った後、残った所持金を比べたところ、兄の金額は弟の金額の2倍であった。はじめに持っていた兄と弟の金額をそれぞれ求めよ。
2. 解き方の手順
はじめに兄が持っていた金額を円、弟が持っていた金額を円とする。
まず、代金の支払いに関する式を立てる。
兄が支払った金額は円、弟が支払った金額は円なので、
次に、代金を支払った後の残金に関する式を立てる。
兄の残金は円、弟の残金は円である。
問題文より、兄の残金は弟の残金の2倍なので、
したがって、以下の連立方程式が得られる。
この連立方程式を解く。
2つ目の式からを1つ目の式に代入すると、
これをに代入すると、
したがって、兄がはじめに持っていた金額は9600円、弟がはじめに持っていた金額は3600円である。
3. 最終的な答え
兄の金額は 9600 円、弟の金額は 3600 円である。