##
1. 問題の内容
一つ目の問題は、点 から関数 のグラフに引いた接線の方程式を求める問題です。
二つ目の問題は、点 が放物線 上にあり、点 と点 を通る直線が、点 における放物線 の接線と直交するとき、点 の座標を求める問題です。
##
2. 解き方の手順
### 一つ目の問題:
1. **接点の仮定:** 求める接線の接点を $(t, t^2 - t)$ とおきます。
2. **微分:** 関数 $y = x^2 - x$ を微分すると、$y' = 2x - 1$ となります。
3. **接線の傾き:** 接点 $(t, t^2 - t)$ における接線の傾きは、$2t - 1$ です。
4. **接線の方程式:** 接線の方程式は、$y - (t^2 - t) = (2t - 1)(x - t)$ と表されます。
5. **点の代入:** 接線が点 $C(1, -1)$ を通るので、接線の方程式に $x = 1$, $y = -1$ を代入します。
6. **tの計算:** 上の式を整理して、$t$ について解きます。
よって、 となります。
7. **接線の方程式を求める:** $t = 0$ のとき、接点は $(0, 0)$ で、接線の傾きは $-1$ なので、接線の方程式は $y = -x$ です。
のとき、接点は で、接線の傾きは なので、接線の方程式は より です。
### 二つ目の問題:
1. **点Pの仮定:** 点 $P$ の座標を $(t, -t^2)$ とおきます。
2. **微分:** 関数 $y = -x^2$ を微分すると、$y' = -2x$ となります。
3. **接線の傾き:** 点 $P(t, -t^2)$ における接線の傾きは、$-2t$ です。
4. **直線PQの傾き:** 点 $Q(-5, 1)$ と点 $P(t, -t^2)$ を通る直線の傾きは、$\frac{-t^2 - 1}{t - (-5)} = \frac{-t^2 - 1}{t + 5}$ です。
5. **直交条件:** 接線と直線 $PQ$ が直交するので、それらの傾きの積は $-1$ となります。
6. **tの計算:** 上の式を整理して、$t$ について解きます。
のみが実数解となります( は判別式が負なので実数解を持ちません)。
7. **Pの座標を求める:** $t = -1$ なので、点 $P$ の座標は $(-1, -(-1)^2) = (-1, -1)$ です。
##
3. 最終的な答え
一つ目の問題の答え:
および
二つ目の問題の答え: