(1) 不等式(1)を解く。
まず、不等式(1)を整理します。
32x+1≥129x−2−4x+5 両辺に12を掛けると、
4(2x+1)≥(9x−2)−3(x+5) 8x+4≥9x−2−3x−15 8x+4≥6x−17 x≥−221 x≥−10.5 (2) 不等式(2)を解く。
2x+6>7x (2−7/2)x>−6 (2−7/2)≈2−1.32=0.68. (間違っている) (2−7)x>−6 x<2−7−6 x<(2−7)(2+7)−6(2+7)=4−7−6(2+7)=−3−6(2+7)=2(2+7)=4+27 27≈2×2.65=5.3, so 4+27≈9.3. 整数xは、x<4+27≈9.3 不等式(1)と(2)を同時に満たす整数xは、x≥−10.5 かつ x<4+27≈9.3 ですから、 −10≤x≤9 整数xの個数は 9−(−10)+1=20 個です。 (3) 不等式(3)を解く。
ax<a2+a ax<a(a+1) a>0のとき、x<a+1 a<0のとき、x>a+1 不等式(1)、(2)、(3)をすべて満たす整数xが11個となるようなaの値の範囲を求めます。
(1) a>0 のとき、x≥−10.5, x<4+27≈9.3, x<a+1 −10≤x≤9の整数の中で、x<a+1となるものが11個となるためには、-10, -9, ..., 0 が含まれている必要がある。 (2) a<0 のとき、x≥−10.5, x<4+27≈9.3, x>a+1 −10≤x≤9の整数の中で、x>a+1となるものが11個となるためには、9, 8, ..., -1 が含まれている必要がある。 x≥−10.5, x<4+27を満たす整数は-10から9までの20個。 x<a+1 を満たすものが11個となる時、a>0なので、-10, -9, ..., 0 の11個が条件を満たさなくてはならない。0 < a+1 かつ -10 < a+1 よって、{−10,−9,⋯,−10+10}={−10,−9,⋯0} x<a+1を満たす11個の整数が必要なので、 -10から9までの中で、x≥a+1となるものが20−11=9個あれば良い 9個存在するためには、x≥1となればよいので、a+1≤1となる。 a≤0となるが、a<0なので、a<0。しかしx≥a+1なので-10, -9, -8, ...の9個になるためには、x=1より大きくなれば良い